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Nano Banana 2.1とは?Google未発表の現状と今使えるモデル

Google Flowに出ていれば試せますが、仕様と料金は非公開で、APIのモデルIDもありません。第三者サイトの「2.1」は呼び出し先のモデルIDで見分けます。

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AI Free API Team
••21 分で読めます•AI画像生成
光る台座の上に緑の3層(公式モデルのNano Banana 2・2 Lite・Pro)が重なり、その上に点線の枠だけの層(Google未発表のNano Banana 2.1)が浮かぶ図

2026年10月6日時点で、GoogleはNano Banana 2.1を発表していません。Gemini APIの変更履歴と料金ページ、Google AI Studio、Google DeepMindのモデルページ、Google Flowのヘルプ、Geminiアプリのリリースノートのどこにも、Nano Banana 2.1の名前もモデルIDも載っていません。

あるのは、9月27日にGoogle Flowのウェブ版のコード内で見つかった「Nano Banana 2.1」というラベルと、10月5日以降の「Google Flowのモデル選択で選べるようになった」というコミュニティの報告です。Googleの製品の1つで名前が見えている段階で、仕様・料金・APIがそろった正式リリースではありません。

今どうするかは、使っている場所で決まります。

使い方今できること
Google Flowで画像を作るモデル選択に「Nano Banana 2.1」があれば試せます。仕様とクレジット消費は非公開なので、仕上げはNano Banana 2かProでも作って比べます。表示がなければNano Banana 2・2 Lite・Proを使います
Geminiアプリで画像を作る2.1が追加されたという告知はありません。今のNano Banana 2をそのまま使います
Gemini APIで開発する切り替え先のモデルIDがありません。gemini-3.1-flash-imageなどの現行IDを変えずに使います
第三者サイトで「2.1」に課金しようとしている名前は出所の証明になりません。どのGoogleモデルを呼び出しているかが書かれているかを先に見ます

Nano Banana 2.1はリリースされた?場所別の状況(2026年10月6日時点)

まだリリースされていません。Google Flowで見えたという報告はありますが、Googleが公開している文書に2.1は1つも載っていません。場所ごとの状態は次のとおりです。

確認する場所Nano Banana 2.1の状態公式の根拠
Google Flowのモデル選択10月5日以降、選べたという報告が複数あるGoogle Flowのモデル一覧ヘルプの画像モデルはNano Banana Pro・2 Lite・2の3つで、2.1は未掲載
Geminiアプリ追加の告知なしGeminiアプリのリリースノートは2026年9月30日の項目が最新で、2.1の記載なし
Gemini APIモデルIDも料金もなし変更履歴の最新は2026年9月22日、6月30日以降に新しい画像モデルIDの追加なし。料金ページにも2.1の行なし
Google AI Studio掲載なしNano BananaのモデルページはNano Banana 2 Lite・2・Proの3モデルのみ
Google DeepMindのモデルページ掲載なしGemini Imageのページの掲載はNano Banana Pro・2・2 Lite
第三者の画像生成サイト「Nano Banana 2.1」の名前で生成画面を出すサイトがあるGoogleの文書による裏付けなし

Googleが画像モデルを正式に出すときは、文書の側が先にそろいます。たとえばNano Banana 2 Liteは、2026年6月30日の変更履歴にgemini-3.1-flash-lite-imageとして正式版(GA)で載り、今は料金ページにもAI Studioにも掲載されています。2.1には、このどれもまだありません。

Nano Banana 2.1の段階を示す4枚のカード。9月27日のコードの表記と10月5日以降のGoogle Flowでの表示は報道・報告あり、Googleの告知とAPIのモデルIDはまだない

Nano Banana 2.1が見えた経緯:9月27日のコードと10月5日の報告

最初の手がかりは、TestingCatalogが9月27日に報じたコードの変化です。TestingCatalogの記事によると、Google Flowのウェブ版のコード内で「Nano Banana 2.5 Flash」となっていた参照が「Nano Banana 2.1」に書き換わっていました。同じ記事は、Googleがこのモデルを発表しておらず、公開時期もNano Banana 2から何が変わるのかも示していないと書いています。「2.1」という番号から小幅な改良版だろうという見方は、記事の筆者の推測です。

10月5日からは、実際にGoogle Flowで選べたという報告が出始めました。Redditのr/GoogleFlowに「Nano Banana 2.1 Just appeared」という投稿が立ち、X(旧Twitter)にも「Google Flowを確認して」という投稿が出ています。AICoderのまとめは、コミュニティのスクリーンショットをもとに、Nano Banana ProやNano Banana 2 Liteと並んでモデル選択に出ていると伝え、Googleのブログ記事・DeepMindのページ更新・APIのモデルID・変更履歴のどれもないとしています。TestingCatalogはXで、出力がNano Banana Proのものに似ているという印象を書いていますが、比較の条件や枚数は示されていません。

2026年10月6日時点で公開情報に記載がないのは、次の点です。

  • どのアカウント、どの国や地域でモデル選択に出るのか
  • Nano Banana 2と比べて何が変わったのか、Flash系とPro系のどちらに当たるのか
  • Google Flowで1枚あたり何クレジット使うのか、APIでの料金はいくらか
  • Geminiアプリ、Google AI Studio、Gemini APIに来るのか、来るならいつか

Google Flowで2.1を試す:日本は提供国、消費は設定で確認

日本はGoogle Flowの提供国・地域に含まれていて、18歳以上なら使えます。日本語のプロンプトにも対応していますが、Googleは最良の結果のために英語のプロンプトを勧めています。

モデルはプロンプト欄のモデル名をクリックして選びます。一覧に「Nano Banana 2.1」があれば選べますが、なければ今のところGoogleが案内している表示方法はありません。Nano Banana 2・2 Lite・Proで作業を続けます。

使う前に、次の点を見ておきます。

  • クレジット:Google Flowのクレジットのヘルプによると、プランの有無にかかわらず毎日50クレジットが付き、使い残しは翌日に繰り越されません。Google AI Plusは月200、Proは月1,000、Ultraはプランに応じて月10,000または25,000が追加されます。
  • 画像1枚あたりの消費:ヘルプのクレジット表に載っているのは動画モデルとアップスケールだけで、画像モデルの行はありません。2.1を含め、生成前にプロンプト欄右上の設定で、使用中のモデル・解像度・最新のクレジット消費を確かめます。
  • 混雑する時間帯:プラン未加入の場合、UTCの14時〜17時ごろ(日本時間23時〜翌2時ごろ)は動画を作れないことがありますが、画像は生成できます。
  • 既定のモデル:ヘルプのページによって、既定はNano Banana 2 Lite(無料で使える既定モデル、Ultra加入者はPro)とする説明と、Nano Banana Proとする説明があります。どちらかを前提にせず、生成前にプロンプト欄に出ているモデル名を見ます。

2.1で気に入った画像ができても、仕様が文書化されていないモデルは、表示名や挙動が変わったときに理由を確かめる手段がありません。納品物や繰り返し使う素材は、同じプロンプトをNano Banana 2かProでも生成して、どちらで仕上げるかを決めておくと作り直しが楽です。

今使える公式のNano Banana:2・2 Lite・Proの違いとAPI料金

Googleが公開している現行の画像モデルは3つです。仕様はGoogle AI Studioのモデルページ、料金はGemini APIの料金ページの標準有料枠(出力画像1枚あたりの目安、米ドル)で、どちらも2026年10月6日時点の内容です。

Nano Banana 2 LiteNano Banana 2Nano Banana Pro
正式名Gemini 3.1 Flash-Lite ImageGemini 3.1 Flash ImageGemini 3 Pro Image
APIのモデルIDgemini-3.1-flash-lite-imagegemini-3.1-flash-imagegemini-3-pro-image
入力テキスト・画像・動画テキスト・画像・PDFテキスト・画像
出力解像度0.5K・1K・2K・4K0.5K・1K・2K・4K1K・2K・4K
アスペクト比14種類14種類10種類
Google検索によるグラウンディングなしあり(画像検索も可)あり
1枚あたりの料金の目安1Kで約$0.0336(公開例は1Kのみ)0.5Kで約$0.045、1Kで約$0.067、2Kで約$0.101、4Kで約$0.1511K〜2Kで約$0.134、4Kで約$0.24

料金は出力画像だけの金額で、テキスト入力や思考のトークン、Google検索の利用料は別に計算されます。出力画像には、いずれも目に見えない電子透かしのSynthIDが入ります。

選び方の目安は次のとおりです。

  • 速さと単価を優先するならNano Banana 2 Lite。Google DeepMindは最速で最も低コストのGemini Imageモデルと位置付けています。Google Flowでは無料で使える既定モデルとして案内されています。
  • 普段使いの標準はNano Banana 2。PDFの入力や画像検索でのグラウンディングが必要なときもこちらです。
  • 複雑なデザインや細部の精度を詰めたいときはNano Banana Pro。1Kで比べると1枚あたりの料金はNano Banana 2の約2倍($0.134と$0.067)です。

用途別の詳しい比較は「Nano Banana 2とProはどっち?料金・画質・速度で用途別に選ぶ」、Proの枚数別のコストは「Nano Banana Pro API料金:1K・2K・4Kと枚数別コスト」、APIを使わずに無料で試せる範囲は「Nano Bananaは無料でどこまで使える?公式ルートと上限」が参考になります。

Gemini APIでNano Banana 2.1は指定できる?モデルIDはまだない

指定できません。2026年10月6日時点のGemini APIには2.1のモデルIDがなく、切り替える先がありません。gemini-3.1-flash-imageの数字を書き換えるなど、IDを推測して指定すると、存在しないモデル名としてエラーが返ります。エラーの見分け方は「Nano Banana API障害の切り分け:400・429・503・NO_IMAGE・タイムアウト」を参照してください。

今のコードで見直す価値があるのは、2.1への切り替えよりもpreview版のIDです。変更履歴によると、gemini-3.1-flash-image-previewとgemini-3-pro-image-previewは2026年6月25日に停止しています。モデルの指定は、次のように正式版のIDのままで問題ありません(Google AI Studioのクイックスタートと同じ書き方の抜粋で、APIキーの設定と画像の保存処理は省いています)。

python
from google import genai

client = genai.Client()

response = client.models.generate_content(
    model="gemini-3.1-flash-image",  # Nano Banana 2。2.1のIDは未公開
    contents="A cozy Tokyo cafe at night, watercolor style",
)

Nano Banana 2の思考の深さを調整したい場合は「Nano Banana 2のThinking level設定:MinimalとHighの使い分け」が参考になります。

Googleへの直接の支払いではなく別の決済経路でAPIを使いたい場合は、laozhang.aiのようなAPI中継サービスもあります。2026年10月6日時点の価格表では、gemini-3.1-flash-imageが1回$0.055、gemini-3.1-flash-lite-imageが1回$0.025、gemini-3-pro-imageが1回$0.09です。トークンではなく呼び出し1回ごとの課金で、HTTP 200が返れば画像が出なかった場合も課金されます。上の表のGoogleの料金とは計算の単位が違うため、そのまま比べることはできません。ここでも2.1は扱われておらず、使えるのは上の3モデルです。

第三者サイトの「Nano Banana 2.1」に課金する前に見る3つの点

2026年10月6日時点で、Googleとは関係のない複数のサイトが「Nano Banana 2.1」の名前で画像生成画面や紹介ページを出しています。名前に「2.1」とあっても、Googleがそのモデルを公開したことの証明にも、そのサイトがGoogleのモデルを呼び出していることの証明にもなりません。支払う前に、次の3点を確かめます。

  1. 呼び出し先のモデルIDか提供元が書かれているか:gemini-3.1-flash-imageのようなGoogleのモデルID、またはどの事業者のAPIを使っているかの記載があるかを見ます。「Nano Banana 2.1」という名前とクレジット数だけで、呼び出し先の説明がないページもあります。
  2. 書かれている性能がGoogleの文書にあるか:2.1の解像度や参照画像の枚数をうたっていても、Googleは2.1の仕様を公開していません。数字が現行のNano Banana 2の仕様と同じなら、2.1の根拠にはなりません。
  3. Googleのサービスかどうか:GoogleがNano Bananaを提供している場所は、Geminiアプリ、Google Flow、Google AI Studio、Gemini APIなどです。名前にNano Bananaとあっても、他社のサイトやアプリはGoogleの製品ではありません。Google Playにも、Google製ではない「Nano Banana 2」という名前のアプリがあるので、アプリなら開発元の名前を確かめます。
第三者の「Nano Banana 2.1」に払う前の3つの確認。呼び出し先のモデルIDの記載、性能表記の裏付け、Googleのサービスかどうか、それぞれ満たさないときの判断

似た番号の別モデルにも注意が必要です。Qwen-Image-2.1はNano Bananaとは別のベンダーの画像モデルで、Nano Banana 2 Liteとの比較記事などで同じ「2.1」が目に入ることがあります。

Nano Banana 2.1の正式リリースを確かめる公式ページ

正式に出たかどうかは、次のGoogleのページで確かめられます。使っている場所に合わせて見るページを選んでください。

確かめたいこと見るページ正式提供のサイン
APIで使えるかGemini APIの変更履歴Nano Banana 2.1の項目と新しいモデルIDが載る
APIの料金Gemini APIの料金ページ2.1のモデルIDの料金行が載る
AI Studioで試せるかGoogle AI StudioのNano Bananaページモデル表に2.1が加わる
Google Flowの正式なモデルかGoogle Flowのモデル一覧ヘルプ画像モデルの一覧に2.1が加わる
Geminiアプリで使えるかGeminiアプリのリリースノート2.1の追加が告知される
モデルの位置付けGoogle DeepMindのGemini Imageページ、Googleの公式ブログモデルファミリーに2.1が載る、発表記事が出る

APIで使う場合は、変更履歴のモデルIDと料金ページの行の両方がそろったときが切り替えの目安です。Google FlowやGeminiアプリでは、ヘルプやリリースノートに載った時点で、そのサービスでの正式提供と考えられます。モデル選択に名前が出ているだけの今の状態とは、ここが違います。

Nano Banana 2.1の料金・無料・違いについての質問

Nano Banana 2.1は無料で使えますか?

Google Flowのモデル選択に表示されていれば、毎日付く50クレジットの範囲で試せる可能性があります。ただし、2.1の画像1枚あたりのクレジット消費は公開されていないので、生成前にプロンプト欄の設定で確かめます。Geminiアプリには2.1追加の告知がなく、Gemini APIにはモデル自体がありません。

Nano Banana 2.1の料金はいくらですか?

2026年10月6日時点で、Googleは2.1の料金を公表していません。Gemini APIの料金ページに2.1の行はなく、Google Flowのクレジット表にも画像モデルの行がありません。現行モデルの料金は、上の比較表のとおりです。

Nano Banana 2.1とNano Banana 2の違いは何ですか?

Googleは違いを説明していません。分かっているのは、TestingCatalogが「出力がNano Banana Proに似ている」という印象をXに書いたことと、Flowのコードで以前「Nano Banana 2.5 Flash」と呼ばれていたラベルが2.1に変わったことだけです。性能や仕様の比較は、Googleが発表するまでできません。

Nano Banana 2.1はGeminiアプリで使えますか?

2026年10月6日時点では、Geminiアプリのリリースノートに2.1の記載はありません。報告されているのはGoogle Flowのモデル選択での表示だけです。Geminiアプリでは、引き続きNano Banana 2で画像を作れます。