Claude Coworkの料金:使えるプランと上限到達後の費用

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26 min readAI料金

Freeでは使えず、選ぶプランで月額と上限の仕組みが変わります。9月16日のチャット統合で「Cowork」の切り替えが消えても、機能と料金は変わりません。

Claude CoworkのFree・Pro・Max 5x・Max 20xの月額と5時間枠の倍率を階段状に並べ、法人向けTeamとEnterpriseの料金を添えた図

Claude Coworkに単体の料金はありません。Pro・Max・Team・Enterpriseの有料プランに含まれ、Freeプランでは使えません。いちばん安く始められるのはProの月額$20(年払いなら$200、月あたり約$16.67)で、日本の請求には2026年4月1日から消費税10%が加わるため、月払いの税込みは$22です。Coworkの公式ヘルプにも「有料プラン(Pro、Max、Team、Enterprise)で利用できる」と記載されています。

2026年9月23日時点で押さえておきたいのは次の3点です。

  • Coworkの作業は、チャットやClaude Codeと同じ利用上限を消費します。上限に達したら、リセットを待つか、利用クレジット(usage credits)を有効にしてAPI単価の従量課金で続けます。
  • 個人はProから始め、5時間枠に頻繁に達して作業が止まるようになったらMax 5x(Proとの差額は月$80)を検討します。
  • 2026年9月16日から、ProとMaxで「チャット」と「Cowork」が1つのClaudeに統合され始めました。メッセージ欄から「Cowork」の選択肢が消えたのは新しい画面に切り替わった合図で、機能がなくなったわけではありません。

プラン別の月額とCoworkの利用範囲

料金は公式の料金ページに載っている米ドルの定価(税抜き)です。右端の列は、日本の消費税10%を単純に加えた額です。

プラン定価(税抜き)消費税10%込み1人あたりの利用枠(Pro=1、5時間枠)Cowork
Free$0$0利用不可
Pro月払い$20/年払い$200$22/$2201倍利用可
Max 5x月払い$100(月払いのみ)$1105倍利用可
Max 20x月払い$200(月払いのみ)$22020倍利用可
Team Standardシート1人月$25(年払いなら月$20)$27.50($22)1.25倍利用可
Team Premiumシート1人月$125(年払いなら月$100)$137.50($110)6.25倍利用可
Enterprise1席月$20(年払い)+利用分をAPI単価で席料は$22+利用分席に利用枠は含まれない利用可(管理者が無効化できる)

表の前提と注意点は次のとおりです。

  • 倍率は5時間ごとのセッション枠の比較です。Pro・Maxには別に全モデル共通の週間上限があり、週間枠の絶対量や倍率は公開されていません(Maxプランの説明)。どのプランにも「月に何タスクまで」という上限の記載はありません。
  • 上の価格はWeb購入時のものです。iOS・Androidのアプリ内課金では価格が異なる場合があります。円での請求額は為替と決済方法で変わるため、claude.ai/upgradeの決済画面に表示される金額で確認してください。円の目安を自分で出すなら「ドル定価×1.1×その日の為替レート」で計算できますが、確定額ではありません。
  • Teamは最低2名から最大150席までで、利用枠はメンバーごとに付きます。組織で共有する枠ではありません(Teamプランの説明)。

使える環境

Coworkは、Claude Desktop(macOS・Windows)ならすべての有料プランで使えます。Web(claude.ai)とClaude MobileはPro・Max・Teamで利用でき、Enterpriseでは管理者が有効にしている場合に使えます。Team・Enterpriseの案内ではWebとモバイルがベータと表記されています。Chromeのサイドパネルから直接使う方法はMaxとTeamで提供され、Proにも順次展開中です。

ただし、手元のPCのファイル、ブラウザ操作、コンピューター操作(Pro・Maxでベータ)を使うタスクは、Claude Desktopを開いている必要があります。クラウドで動くタスクは、ノートPCを閉じても続きます。

9月16日の統合で「Cowork」の切り替えが消えた理由

「Claude Coworkがどこかへ行った」と感じた場合、多くは新しい画面に切り替わっただけです。Anthropicは2026年9月16日、CoworkとチャットをひとつのClaudeに統合すると発表しました。「Cowork is now Claude」という見出しは、Coworkの終了ではなく、独立したモードだったCoworkの機能がすべての会話で使えるようになったという意味です。

  • 対象と時期:ProとMaxから数週間かけて順次展開されます。TeamとFreeは後日、Enterpriseは変更の30日以上前に管理者へ通知されます。同じプランでも切り替わる時期はアカウントごとに違います。
  • 見分け方:ProかMaxで、メッセージ欄にまだ「Chat」と「Cowork」の選択肢があれば旧画面です。選択肢がなければ新画面で、どの会話からでもCoworkと同じ作業を頼めます。新画面から旧画面には戻せません。
  • これまでのタスク:Coworkのタスク、プロジェクト、コネクタ、スキル、ファイルは引き継がれ、タスクはチャットと一緒に「Recents」に並びます(統合後の変更点)。
  • 料金:発表に価格変更の記載はありません。ただし展開中は、新画面のアカウントと旧画面のアカウントで利用量の計測が「わずかに異なる場合がある」とされています。どの程度の差かは公開されていません。
  • Team・Enterprise:当面はチャットとCoworkが別々のままです。

統合後にFreeプランで何が使えるようになるか、どんな上限が付くかは、まだ発表されていません。

上限に達したらどうなるか、続けるといくらかかるか

Coworkに別枠はなく、チャット、Cowork、Claude Codeのすべてが同じプランの利用上限を消費します。コードの実行、ファイル作成、コネクタやブラウザを使う複数ステップのタスクは、短い質問より多くの利用量を使います。公式ヘルプは「Claudeが実行する各ステップがトークンを使う」と説明しています。

また、各操作を自動で承認するAutoモードは、動作ごとに安全チェックが加わるため、他のモードより利用上限を多く消費します。増える量は公開されていません。

上限に達したときの選択肢は3つです。

  1. リセットを待つ:5時間枠と週間枠それぞれの次回リセット時刻は、Settings > Usageで確認できます。追加料金はかかりません。
  2. 利用クレジットで続ける:Settings > Usageでusage credits(利用クレジット)を有効にすると、上限を超えた分を標準のAPI単価で支払って作業を続けられます。月の支出上限と自動チャージ(auto-reload)を設定できます。モバイルアプリ経由で契約している場合も、有効化はWebで行います(利用クレジットの管理)。
  3. 上位プランに移る:Proで頻繁に止まるならMax、Team Standardで止まるメンバーだけPremiumに変える、という方法です(判断の目安は次の節)。

Anthropicがときどき配布する「リミットリセット」は、上限を一度だけ満タンに戻す不定期の特典です。いつ届くかわからず期限もあるため、費用計画には入れられません(リミットリセットの説明)。

従量課金の単価と計算式

利用クレジットの請求は、料金ページのAPI単価と同じです(100万トークンあたり)。

モデル入力出力
Fable 5.1$10$50
Opus 5.5$4$20
Sonnet 5$2$10
Haiku 4.5$1$5

Coworkの1タスクが何トークンを使うかは公開されていないため、タスク単価は決まりません。自分で見積もるときは次の式を使います。

費用 = 入力トークン数(百万)× 入力単価 + 出力トークン数(百万)× 出力単価

仮に、あるタスクが入力200万トークン・出力20万トークンを使ったとすると、次のようになります。

  • Sonnet 5:2×$2 + 0.2×$10 = $6.00
  • Opus 5.5:2×$4 + 0.2×$20 = $12.00
  • Fable 5.1:2×$10 + 0.2×$50 = $30.00

トークン数は計算方法を示すための仮定で、実際のタスクの消費量ではありません。キャッシュが効けば安くなり、同じトークン数ならFableはSonnetの5倍かかります。日本の請求では、ここにも消費税10%が加わる前提で見ておくと安全です。消費税の案内では、2026年4月1日以降のすべての請求書に消費税が適用されるとされています。

利用バンドルで単価を下げる

利用クレジットを有効にしていれば、usage bundles(利用バンドル)をまとめ買いして割引を受けられます(利用バンドルの購入)。

バンドル(額面)支払額割引率$1分のクレジットの実質価格
$50$4510%$0.90
$250$20020%$0.80
$1,000$70030%$0.70

上の仮定のOpus 5.5の例($12.00)を$250バンドルで払うと、$12.00×0.8=$9.60、消費税込みで$10.56です。割引付きで買えるのは、Pro・Maxが月に額面$2,000まで、Teamではオーナーが購入して月に額面$3,000までで、それを超えた分は標準単価になります。バンドルの残高はプランの上限を超えた後にだけ使われ、プランに含まれる利用枠を置き換えるものではありません。

仮定のタスク(入力200万・出力20万トークン)の費用をSonnet 5、Opus 5.5、Fable 5.1で比べ、Opus 5.5の$12.00が$250バンドルで$9.60、消費税込みで$10.56になる流れを示した図
仮定のタスク(入力200万・出力20万トークン)の費用をSonnet 5、Opus 5.5、Fable 5.1で比べ、Opus 5.5の$12.00が$250バンドルで$9.60、消費税込みで$10.56になる流れを示した図

日本で購入した利用クレジットには期限があります。2026年9月10日以降、購入から6か月で失効し、失効の7日前にメールで通知されます。割引率の大きい$1,000バンドルは、6か月以内に使い切れる見込みがあるときだけ選んでください。

Fableを使う場合

Fable 5.1の扱いはプランで分かれます(Fableとプランの関係)。ProとTeam Standardシートでは、Fableは最初のトークンから利用クレジットで課金されます。MaxとTeam Premiumシートでは、週間上限の50%までプランの枠内で使えますが、他のモデルと同じ枠を速く減らすだけで、上乗せ分ではありません。Coworkでも同じ扱いです。詳しくはClaude Fable 5.1の利用上限:週間枠・追加料金・モデル切り替えの確認方法で説明しています。

個人はどのプランから始めるか

多くの人はProで始めて、Settings > Usageの表示を見ながら上位プランへ移るかを決めるのが確実です。作業量ごとの目安は次のとおりです。

作業量の目安向いている選択上位へ移る兆候
軽い:週に数回、資料作成や調査レポートを任せるPro(継続が確実なら年払い$200で年$40節約)5時間枠に達して作業が止まることが週に何度もある
通常:毎日タスクを任せ、並行して走らせることもあるMax 5x(Proとの差額は月$80、税込み$88)Max 5xでも5時間枠や週間枠で止まる
重い:Autoモードやブラウザ操作を多用する、長いタスクを並行で回すMax 20x(Proとの差額は月$180、税込み$198)週間上限に達する。このときは利用クレジットで補う
Fableを日常的に使うMax(週間枠の50%まで枠内)ProのままだとFableの利用分がすべてクレジット払いになる

利用クレジットとMaxのどちらが得かを比べるときは、Proのまま標準単価で使うクレジットが月$80を超えそうかを目安にしてください。ただし、Maxで増える利用枠はドル額で示されていないため、$80は比較の目安であって損益分岐点ではありません。消費税はどちらにも同じ率でかかるので、税抜き同士で比べて問題ありません。

プランの価格と5時間枠の大きさを並べると、どこで割安になるかが見えます。

プラン5時間枠(Pro=1)$20あたりの5時間枠
Pro(月払い)1倍1.0
Pro(年払い、月あたり約$16.67)1倍約1.2
Max 5x5倍1.0
Max 20x20倍2.0
Team Standard(月払い$25/年払い$20)1.25倍1.0/1.25
Team Premium(月払い$125/年払い$100)6.25倍1.0/1.25

Max 5xは単価が下がるのではなく、同じ単価で枠を5倍買う形です。枠あたりの価格が下がるのは、Max 20xと、ProやTeamを年払いにした場合です。ただしTeamは2名以上の組織向けの契約で、1人で安く枠を買う方法にはなりません。週間上限は倍率が公開されていないため、この表は5時間枠についてだけ当てはまります。Maxに上げても週間上限は残る点は、Claude ProとMaxの利用制限を比較:5倍・20倍でも週間上限は残るで詳しく扱っています。

契約前にProを無料で試せるかどうかと、その確認方法はClaude Proに無料体験はある?2026年の対象確認と自動更新の見方で説明しています。

利用量を抑える方法として、公式ヘルプは次のことを勧めています(利用上限のベストプラクティス)。

  • 関連する作業は1つのタスクにまとめる
  • 関係のない作業は新しい会話で始める
  • 短い回答で足りるときはそう伝える
  • 繰り返し使う資料はプロジェクトに置く(キャッシュが有効な間は消費が少なくなる)

法人導入:TeamとEnterpriseの費用の違い

法人向けの2プランは、費用の組み立て方が根本的に違います。Teamは「席料金+席ごとの利用枠」、Enterpriseは「席料金+全利用分のAPI単価による従量課金」です。

TeamとEnterpriseの費用構造を左右に並べ、Teamは席料金に利用枠が含まれ超過分だけ従量、Enterpriseは席料金と利用分を別に払う仕組みを例とともに示した図
TeamとEnterpriseの費用構造を左右に並べ、Teamは席料金に利用枠が含まれ超過分だけ従量、Enterpriseは席料金と利用分を別に払う仕組みを例とともに示した図

Team:席料金に利用枠が付く

Teamは2〜150名で使え、StandardシートとPremiumシートを混在させられます。どちらのシートにもCoworkとClaude Codeが含まれます。利用枠はメンバーごとで、あるメンバーが使い切っても他のメンバーには影響しません。

最低額は、Standardシート2名で月払い$50(税込み$55)、年払いなら年$480(税込み$528)です。Premiumシート2名の月払いは$250です。

例として、10名のうち8名をStandard、よく使う2名をPremiumにして年払いにすると、次のようになります。

8名×$20 + 2名×$100 = 月$360(年$4,320、消費税込みで年$4,752)

上限を超えた分は、オーナーが事前購入した利用クレジットで続けられ、組織全体とメンバーごとに支出上限を設定できます。クレジットはClaude、Cowork、Claude Codeで共通です(Teamの利用クレジット)。150席を超える場合はEnterpriseへの移行になります。

Enterprise:席料金と従量課金を別に見積もる

現行のEnterpriseは1席あたり月$20(年払い)で、Claude、Claude Code、Coworkへのアクセスが含まれますが、利用枠は含まれません。すべてのトークンが標準のAPI単価で課金されます(Enterpriseの請求の仕組み)。

  • 10席なら席料金だけで年$2,400(消費税込み$2,640)。これに利用分が加わります。
  • セルフサービス契約はクレジットを前払いし、残高がゼロになると組織全体の利用が止まります。支払いは米ドルのみです。営業経由の契約は月ごとの後払いです。
  • 組織全体とユーザーごとの支出上限を、管理者が設定できます。
  • 米国内推論(US-only inference)を有効にすると、対象の新しいモデルは標準API単価の1.1倍になります。

Enterpriseの月額は、組織全体のトークン量がわからないと見積もれません。計算式は上の従量課金と同じです。仮に組織全体で月に入力1億トークン・出力1,000万トークンをOpus 5.5で使うと、100×$4 + 10×$20 = $600になります(仮定の数量で、実績値ではありません)。少ない席数で始めて実際の利用額を確かめてから、席数と支出上限を決めると見積もりの誤差を減らせます。

従来のStandard・Premiumシート型のEnterprise契約は、次の更新時にこの従量課金型へ移ります。2026年6月2日〜7月2日に実施された、新規ユーザーへ$1,000分のクレジットを付与する有効化キャンペーンはすでに終了しています。

管理面では、Coworkは既定でオンで、オーナーが組織全体で無効にできます。「Run Cowork in the cloud」はTeamでは既定オン、Enterpriseでは既定オフです。これらの設定は使える範囲を変えるもので、料金は変わりません(Team・EnterpriseでのCowork設定)。

消費税と適格請求書

Anthropicは適格請求書発行事業者として登録されており、登録番号はT7700150134388です。請求通貨は変わらず、消費税額は適格請求書に円で記載されます。課税事業者の法人は仕入税額控除を受けられますが、個人の契約では控除できません(日本の消費税に関するお知らせ)。

よく見かける古い情報と現在の状況

Coworkは2026年1月にMax限定のリサーチプレビューとして始まり、同じ1月のうちにProにも広がりました。その後も条件が何度も変わったため、次のような古い記述が残っています。

古い記述2026年9月23日時点
CoworkはMax限定で、月$100からPro(月$20)以上のすべての有料プランで利用可
デスクトップアプリ専用Web・モバイルでも利用可(Team・Enterpriseではベータ)。ローカルのファイル操作などはDesktopが必要
Teamプランは5人以上から最低2名から
Team StandardではClaude Codeが使えないStandard・Premiumの両方にClaude CodeとCoworkが含まれる
Enterpriseの席料金に利用枠が含まれる現行のEnterpriseは席料金と別に、全利用分をAPI単価で課金
Pro月額約3,000円などの円建て価格ドル定価を各時点の為替で換算した概算。2026年4月以降は消費税10%も加わる

よくある質問

Claude Coworkは無料で使えますか?

使えません。CoworkはPro以上の有料プラン専用です。Freeプランにもファイル作成やコード実行の機能はありますが、タスクを任せて進めてもらう、スケジュール実行するといったCoworkの機能はProからです(料金ページの機能比較)。統合後のFreeプランで何が使えるようになるかは発表されていません。

Claude CodeとCoworkは料金が別ですか?

別ではありません。どちらもPro以上のプランに含まれ、同じ利用上限を消費します。Coworkは文書、表、スライド、調査などの作業をClaudeアプリで任せる使い方で、Claude Codeは開発向けのツールです(アプリでは「Code」タブ)。片方を多く使えば、もう片方で使える量が減ります。

Claude APIの料金とは関係ありますか?

別の請求です。Proなどのサブスクリプションには、Claude API(Console)の利用は含まれません(Proプランの説明)。利用クレジットはAPIと同じ単価で計算されますが、支払いはClaudeアカウント側で行い、APIの請求とは別です。

1タスクあたりいくらですか?

プランの利用枠内であれば、タスクごとの追加料金はありません。上限を超えて利用クレジットで続ける場合は、使ったトークン数に応じた従量課金になります。1タスクの消費トークン数は公開されていないため、固定のタスク単価はありません。上の計算式に、Settings > Usageで見える実際の使い方を当てはめて見積もってください。