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ChatGPT Images 2.5を2.0に戻すには?設定はなく旧モデルはAPIに残る

隠し設定を探すのはやめて大丈夫です。APIで旧モデルを指定するか、ChatGPTのまま過去の画像を参照にして絵柄を寄せるか、自分に合うほうを選べます。

A
••18 分で読めます•AI画像生成
ChatGPT側のImages 2.5の層と、APIに残るgpt-image-2の層が台座の上に重なって浮かぶ図

ChatGPTの中で、画像モデルをImages 2.0に戻す設定はありません。2026年10月2日時点で、OpenAIの発表、ヘルプ記事、リリースノートのどこにも、以前のモデルを選ぶ操作は書かれていません。設定画面やメニューを探し続ける必要はない、というのが出発点です。

一方、旧モデルそのものはなくなっていません。ChatGPTでImages 2.0と呼ばれていた世代は、OpenAIのAPIでは「GPT Image 2」(モデルID gpt-image-2)として提供が続いています。使うにはAPIキーが必要で、料金はChatGPTのサブスクリプションとは別にかかります。

選べる道は実質2つです。

  • 以前のモデルそのもので作りたい:APIで gpt-image-2 を指定します。プログラムを数行動かす作業と、従量課金が前提です。
  • ChatGPTを使い続けたい:過去に作った画像を参照としてアップロードし、絵柄を言葉で指定して近づけます。ただし出力するのはImages 2.5で、以前と同じにはなりません。

ChatGPTでImages 2.0に戻す設定はある?選べる項目はない

ありません。Images 2.5は2026年9月8日に公開され、デスクトップ、モバイル、ウェブのChatGPTで、すべてのプランの画像モデルになりました(OpenAIの発表)。発表にもリリースノートにも、Images 2.0を残す、選ぶ、戻すといった選択肢の説明はありません。

ヘルプ記事「Images in ChatGPT」が挙げている操作は次のとおりで、モデルのバージョンを選ぶものは含まれていません。

  • Images(画像作成の入り口)とTemplates(テンプレート)
  • モバイルで @ から呼び出すSketch(手描きからの生成)
  • 編集画面のSelect(範囲選択)、Aspect ratio(縦横比)、Undo / Redo
  • 共有メニューからのプロンプトテンプレート化

「戻せそう」に見える手段も、旧モデルには届きません。

試したくなる方法実際にはどうなるか
プロンプトに「Images 2.0で作って」と書く公式に用意された切り替え手段ではなく、モデルが変わったことを確かめる方法もありません
DALL·EのGPTを使う公式のDALL·E GPTは2026年8月30日に終了しています
自作のGPTで画像生成を有効にするヘルプ記事によれば、GPTも新しい画像生成モデルを使います
Images with thinkingを切り替える生成前の計画の立て方が変わる機能で、画像モデルの世代は変わりません(Plus、Pro、Businessで利用可)

なお、OpenAIが「戻すことはできない」と文言で表明しているわけではありません。確かなのは、公開資料に戻す手順が載っていないことまでです。将来、旧モデルを選べる項目が追加される可能性は残ります。

旧モデルを使う経路:APIで指定するか、ChatGPTで寄せるか

Images 2.0の世代で確実に生成したいならAPI、ChatGPTの画面と料金のまま続けたいなら参照画像で寄せる、という分かれ方になります。

APIで gpt-image-2 を指定ChatGPTで参照画像を使う
使われるモデルGPT Image 2(Images 2.0の世代)Images 2.5
必要なものOpenAIのAPIキー、支払い設定、コードを実行できる環境いまのChatGPTアカウントと、過去に作った画像
料金トークン単位の従量課金。ChatGPTの有料プランには含まれません現在のプランのまま
以前の仕上がりとの近さモデルは同じ世代。ただしChatGPTで得ていた画像と同じになる保証はありません絵柄を近づけられる範囲にとどまります
向いている人キャラクターや連作など、モデルの世代を固定したい人コードを書かずに続けたい人、費用を増やしたくない人
ChatGPTに戻す設定はなく、世代を固定したいならAPIでgpt-image-2を指定、そうでなければ過去の画像の添付・残す要素の指定・絵柄の説明の3手順で寄せる流れ図

Codexについては、組み込みの画像機能を旧モデルに固定できるかどうかがOpenAIの公開情報に記載されていません。詳しくは後半の「CodexならImages 2.0の世代で作れますか?」で扱います。

APIで gpt-image-2 を指定する:準備と最小のリクエスト

モデルIDに gpt-image-2 を書けば、旧世代のモデルで画像を生成・編集できます。GPT Image 2のモデルページは2026年10月2日時点でも公開されており、提供終了の告知はありません。スナップショットは gpt-image-2 と gpt-image-2-2026-04-21 の2つで、後者は日付で固定された版です。

準備:APIキーと支払い設定、無料ティアは対象外

必要なものは3つです。

  1. OpenAIのAPIアカウントとAPIキー。ChatGPTのアカウントとは請求が別で、ChatGPT PlusやProの料金にAPIの利用料は含まれません。
  2. 支払い設定。gpt-image-2 は無料ティアでは使えません。
  3. 場合によっては組織の認証。GPT Imageモデルは、利用前に組織の認証を求められることがあります。

1分あたりに作れる枚数はティアで決まります。

ティアトークン/分画像/分
無料対象外対象外
Tier 1100,0005
Tier 2250,00020
Tier 3800,00050
Tier 43,000,000150
Tier 58,000,000250

個人で1枚ずつ作る使い方なら、Tier 1の毎分5枚でも足ります。

生成:/v1/images/generations にモデルIDを渡す

次のPythonコードは、OpenAIの画像生成ガイドの形に沿った最小の例です。事前に pip install openai を実行し、環境変数 OPENAI_API_KEY にAPIキーを設定しておきます。実行するとAPIの料金が発生します。

python
import base64
from openai import OpenAI

client = OpenAI()  # 環境変数 OPENAI_API_KEY を読み込みます

result = client.images.generate(
    model="gpt-image-2",
    prompt="水彩風のイラスト。窓辺で本を読む猫、やわらかい朝の光",
    size="1536x1024",
    quality="medium",
)

image_bytes = base64.b64decode(result.data[0].b64_json)
with open("output.png", "wb") as f:
    f.write(image_bytes)
APIキーと支払い設定の準備、modelにgpt-image-2を指定、base64のb64_jsonを受け取り、output.pngに保存するまでの4ステップ

指定できる値と、つまずきやすい点は次のとおりです。

  • サイズ:推奨は 1024x1024、1536x1024、1024x1536。それ以外を使う場合は、縦横とも16の倍数にします。
  • 品質:gpt-image-2 は low、medium、high(と auto)です。xhigh と max は2.5のモデルで追加された値なので、gpt-image-2 では使えません。
  • 返り値:画像はURLではなく、base64の文字列(data[0].b64_json)で返ります。上の例のようにデコードしてファイルに書き出します。

実行したフォルダに output.png ができていれば成功です。Images APIとResponses APIのどちらで組むか迷う場合は、「OpenAI画像生成APIの使い方:Images APIとResponsesの使い分け」に判断の基準があります。

編集:以前の画像を /v1/images/edits に渡す

ChatGPTで作った過去の画像を元に続きを作りたいときは、編集用のエンドポイントに画像をアップロードします。

python
import base64
from openai import OpenAI

client = OpenAI()

result = client.images.edit(
    model="gpt-image-2",
    image=open("before.png", "rb"),
    prompt="人物の顔立ちと配色はそのままに、背景を夕方の街並みに変える",
)

with open("after.png", "wb") as f:
    f.write(base64.b64decode(result.data[0].b64_json))

料金:単価は2.5と同じでも1枚の費用は同じとは限らない

gpt-image-2 の料金は、画像1枚いくらの定額ではなく、入出力のトークン量で決まります。OpenAIの料金表では、2026年10月2日時点で gpt-image-2 と2.5の2モデルが同じ単価です。通常料金は画像入力 $8.00、画像出力 $30.00、テキスト入力 $5.00、Batch料金は画像入力 $4.00、キャッシュ済み画像入力 $1.00、画像出力 $15.00、テキスト入力 $2.50です(いずれも100万トークンあたり)。

ただし、単価が同じでも1枚の費用が同じになるとは限りません。OpenAIのガイドには、モデルによって使うトークン数が異なりうると書かれています。サイズと品質を決めたうえで、画像生成ガイドにある計算ツールで見積もるのが確実です。2.5側のモデルの選び方と料金の考え方は「GPT Image 2.5の使い方:Flare・Sunburstの違い、料金とAPI実装」にまとめてあります。

APIの出力はChatGPTの画像と同じとは限らない

モデルの世代が同じでも、仕上がりが一致する保証はありません。ChatGPTでは、入力した文章がモデルに渡る前にChatGPT側で処理されますが、APIでは書いたプロンプトがそのまま使われるためです。以前の雰囲気に寄せたい場合は、絵柄、画材、光、構図といった要素をプロンプトに具体的に書き、まず low か medium で数枚作って方向を確かめてから品質を上げると、費用を抑えやすくなります。

ChatGPTのまま以前の絵柄に近づける:過去の画像を参照にする

コードを書かずに続けたい場合は、Images 2.0の頃に作った画像を参照として渡し、残したい要素を言葉で指定します。これはモデルの切り替えではなく、Images 2.5による参照ベースの編集です。

  1. 気に入っていた過去の画像をチャットにアップロードします。
  2. 残す要素と変える要素を分けて書きます。例:「この画像の配色、線の太さ、顔立ちは維持して、ポーズだけ変えてください」。
  3. 絵柄を言葉でも補います。「水彩風で輪郭線は細め、彩度は低め」のように、画材、線、色、光の特徴を具体的に書きます。
  4. 連作の場合は、基準にする1枚を決めて毎回それを添付します。

OpenAIは、2.5の改善点として参照写真の被写体をより保つことや、頼んだ部分だけを変える編集を挙げています。参照画像を使うやり方は、その改善と向きが合っています。それでも出力するのは2.5なので、質感や光の出方まで2.0と同じにはなりません。どうしても差が埋まらない絵柄は、前の節のAPIが選択肢になります。

gpt-image-2 はいつまで使える?提供終了予定の一覧には未掲載

終了日は発表されていません。2026年10月2日時点で、OpenAIの提供終了予定の一覧に gpt-image-2 は載っていません。同じ一覧に載っている画像モデルは次のとおりです。

モデル終了日移行先として示されているモデル
gpt-image-12026年10月23日gpt-image-2.5-sunburst または gpt-image-2.5-flare
gpt-image-1.5、gpt-image-1-mini、chatgpt-image-latest2026年12月1日同上
dall-e-2、dall-e-32026年5月12日(終了済み)—

一覧に載っていないことは、いつまでも提供されるという約束ではありません。APIで gpt-image-2 に頼る場合は、この一覧をときどき確認し、プロンプトと基準にする画像を手元に保存しておくと、移行が必要になったときに困りません。

また、chatgpt-image-latest はChatGPTの最新モデルを指す名前で、終了予定にも入っています。Images 2.0を固定する手段にはなりません。

Images 2.5で何が変わった?OpenAIの説明と2.0を好む声

仕上がりが変わったと感じるのは、モデルが入れ替わったためです。OpenAIは2.5について、次の改善を説明しています(発表)。

  • Images 2.0と比べて、生成の待ち時間が最大50%短い
  • 参照写真の被写体をより保てる
  • 頼んだ部分だけを変える編集、複数回の編集をまたいだ一貫性
  • より自然な光と質感

これはOpenAIの説明で、すべての絵柄で好ましい結果になるという意味ではありません。r/ChatGPTには2026年9月30日に「How to rollback to Images 2.0?」という投稿があり、2.5の仕上がりが好みではないので2.0を使う方法を知りたい、という内容です。返信には、以前の画像のほうがロールプレイのチャットに合っていた、という声もあります。こうした投稿がどれくらいの割合なのかはわかりませんが、同じ理由で戻す方法を探している人がいることは確かです。

Images 2.0に戻したい人が迷いやすい点

CodexならImages 2.0の世代で作れますか?

組み込みの画像機能については、わかりません。OpenAIの発表はCodexの利用者もImages 2.5の提供先に含めていますが、組み込み機能を gpt-image-2 に固定できるかどうかは、公開情報に記載がありません。$imagegen は画像生成のスキルを呼び出す書き方で、モデルを選ぶ指定ではありません。

確実なのは、Codexに書かせたスクリプトからImages APIを呼び、model に gpt-image-2 を明示する方法です。この場合の料金はAPIの従量課金になります。CodexとAPIの使い分けは「GPT Image 2 APIとCodex: 先にルートを決める」、Codex内での生成から保存までは「CodexでGPT Image 2を使うには?画像の生成・修正・保存まで」で扱っています。

ChatGPT Plusなら gpt-image-2 のAPIも追加料金なしですか?

使えません。ChatGPTのサブスクリプションとAPIは請求が別で、有料プランにAPIの利用料は含まれません。APIを使うには、別途支払い設定をしたAPIアカウントが必要です。

「Images 2.0が使える」という外部ツールは使えますか?

「GPT Image 2対応」などと書かれていても、ツールごとに自分で確かめる必要があります。見る点は3つで、実際に呼び出しているモデルIDが gpt-image-2 と明記されているか、料金はいくらか、アップロードした画像がどこに保存されどう扱われるか、です。名前に「2.0」とあっても、裏で使われているモデルが明示されていなければ、旧モデルで作られているとは判断できません。

無料プランのChatGPTなら、まだImages 2.0のままですか?

いいえ。Images 2.5はすべてのプランに提供されており、無料プランだけ旧モデルが残るという説明はOpenAIの資料にありません。