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2026年のSeedance動画モデル比較:2.5・2.0・Fast・Miniの選び方

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8 min readAI動画生成

30秒の物語や多数の参照素材ならSeedance 2.5が第一候補です。一方、現行BytePlus LASで1080p・4Kを直接出す条件なら、2.0を先に試す理由があります。

2026年のSeedance動画モデルを納品条件、BytePlus LASの出力上限、費用、利用経路で比較した概要

2026年8月26日時点で、Seedanceの最新動画生成モデルは Seedance 2.5 です。1回の生成が最大30秒になり、画像・動画・音声の参照数が大きく増え、修正する時間帯を指定できるようになりました。長い物語や素材依存の強い広告では、最初に試す価値が高いモデルです。

ただし、納品条件が1080pや4Kなら話は変わります。現行のBytePlus LAS文書では、2.5の直接出力は480p/720p、2.0は最大4Kです。モデルの世代、利用するアプリ、APIの出力仕様を同じものとして扱わないことが、選定の出発点になります。

まず3つの納品条件を固定する

モデル名を見る前に、次の3点を書き出します。

  1. 必要な1カットの長さ:15秒以内か、16~30秒が必要か。
  2. 直接必要な解像度:720pでよいか、1080p/4Kが必須か。
  3. 参照素材の量:商品、人物、場所、動き、カメラ、音楽を何点固定するか。

16~30秒や大量の参照が外せないなら2.5、現在のBytePlus LASで1080p/4Kを直接受け取るなら2.0が先です。720pのラフ、バリエーション、量産が中心ならFastまたはMiniを比較します。旧案件で1.5 proや1.0に最適化済みなら、移行で減る工数が確認できるまで既存モデルを残す判断も合理的です。

Seedance 2.5は「1本の素材単位」を大きくした

ByteDanceは2026年7月31日にSeedance 2.5を発表しました。2.0の音声・映像共同生成を継承しながら、1回で最大30秒の音声付き動画を作り、複数回の延長にも対応します。

参照素材は最大 30画像、10動画、10音声。商品の形、演者、ロケーション、動きの見本、カメラワーク、音楽のテンポを同じ依頼に含めやすくなります。参照数が多ければ自動的に品質が上がるわけではありませんが、別々に作ったカット間で条件を手作業で引き継ぐ負担を減らせます。

編集はタイムスタンプ単位です。例えば「12~15秒の視線と効果音だけを直す」といった限定的な指示に向きます。公式発表ではグリーンバック、カメラ視点、参照ベースの編集強化も挙げられています。評価軸は初回の見栄えだけでなく、承認版までに何回全体を作り直したかに置くべきです。

2.0は現在の高解像度API条件で残る

Seedance 2.0の公式発表では、テキスト、画像、動画、音声を組み合わせ、最大9画像・3動画・3音声を参照できます。出力は最大15秒のマルチショット音声付き動画で、編集と延長も2.0の段階から提供されています。

現行のBytePlus LAS動画生成文書に記載された出力は次の通りです。

モデルIDこのAPIでの出力
dreamina-seedance-2-5-260628480p、720p、24fps4~30秒
dreamina-seedance-2-0-260128480p、720p、1080p、4K、24fps4~15秒
dreamina-seedance-2-0-fast-260128480p、720p、24fps4~15秒
dreamina-seedance-2-0-mini-260615480p、720p、24fps4~15秒

「2.5は30秒」と「このAPIでは2.0が4K」は両立します。2.5の4Kを掲げるサービスがあれば、モデルの直接出力なのか、超解像処理なのか、書き出し時の拡大なのかを確認してください。一般向けアプリとAPIで設定が違う場合もあります。

モデル世代の能力、APIの直接出力、アプリの後処理、人物と素材の権利を分ける4つの境界
モデル世代の能力、APIの直接出力、アプリの後処理、人物と素材の権利を分ける4つの境界

FastとMiniは世代ではなく効率の選択肢

FastとMiniは2.0系の軽量な提供ルートです。BytePlus LAS文書上では、テキスト生成、始点・終点フレーム、画像・動画・音声の組み合わせ参照、動画編集を利用でき、出力は720pまでです。

適性があるのは、絵コンテ、SNS向け素材、広告の差分、社内レビュー用ラフなどです。ただし、1回の料金だけで判断しないでください。同じ6~10本の実務briefをMini、Fast、2.0で作り、初回採用率、再生成の理由、処理時間、再試行を含む総費用を記録します。安い呼び出しでも作り直しが増えれば、納品単価は下がりません。

10秒720pで費用差を読む

BytePlus LASのenhanced operatorは、基準単価 USD 0.303/秒 に、課金対象の尺と解像度係数を掛けます。入力動画なし・720pでは、現行文書の係数が2.0は1、2.5は1.525です。

  • 2.0:0.303 × 10 × 1 = USD 3.03
  • 2.5:0.303 × 10 × 1.525 = USD 4.62075、約 USD 4.62

これは2026年8月26日に確認したBytePlus LAS operator固有の概算です。入力動画がある場合は入力と出力の尺を合算し、係数も変わります。ModelArk標準推論、一般向けアプリ、他社ゲートウェイの価格ではありません。最終請求を優先してください。

1.5 proと1.0は移行判断に使う

Seedance 1.5 proは、映像だけでなく台詞、効果音、音楽を共同生成し、日本語を含む複数言語の音声表現を打ち出しました。ただし公式資料も、複数人物の会話、歌唱、複雑な動きには改善余地があるとしています。日本語対応というだけで全話者・全演技を保証するものではありません。

Seedance 1.0はテキスト/画像から1080p動画を作り、複数ショットを自然につなぐ基礎を築きました。旧APIを維持する理由はありますが、2.xの複雑な音声・映像参照契約とは分けて考えます。

移行を決められる1回のテスト

実際に失敗すると高くつくbriefを1つ選びます。人物または商品の参照、短い台詞、2回のカメラ変更、必須動作、希望解像度を固定し、各候補で10秒版を生成します。2.5だけは25秒版も作り、長尺と編集の価値を確認します。

合否は、必須仕様、初回採用率、再生成理由、再試行込み総費用の4項目で記録します。2.5で手作業の接続や全体再生成が減るなら追加費用に意味があります。10秒・高解像度・大量生成が中心なら2.0/Fast/Miniが残る可能性があります。

固定した参照素材と納品条件から初回採用率、再生成理由、承認までの総費用を記録するSeedance移行テスト
固定した参照素材と納品条件から初回採用率、再生成理由、承認までの総費用を記録するSeedance移行テスト

実在人物を参照する場合は、技術テストより前に権利を確認します。2.0の公式発表は、本人確認または事前の合法的な許諾を必要条件として示しています。ファイルを送信できることは、生成・利用・公開の権利を意味しません。