Nano Banana Pro は Gemini 3 Pro Image Preview です。 Gemini API では gemini-3-pro-image-preview、Gemini アプリでは「画像生成 → Thinking」が該当します。
重要なのは、ニックネームは UI に出るが、公式 model ID はコードで使うという点です。画像生成ドキュメント には Nano Banana 系の対応表がありますが、検索結果の多くはそこまで丁寧に説明していません。
2026 年 3 月 28 日時点の対応は以下です。
| Nano Banana の呼び名 | 公式モデル名 | API model ID | 主な出現場所 |
|---|---|---|---|
| Nano Banana Pro | Gemini 3 Pro Image Preview | gemini-3-pro-image-preview | Gemini アプリ(Thinking)、AI Studio、Gemini API、Vertex AI |
| Nano Banana 2 | Gemini 3.1 Flash Image Preview | gemini-3.1-flash-image-preview | アプリの既定画像レーン、AI Studio、Gemini API |
| Nano Banana | Gemini 2.5 Flash Image | gemini-2.5-flash-image | 旧来の高速レーン、API fallback |
高品質や文字再現が重要なら Nano Banana Pro、速度と量を重視するなら Nano Banana 2 です。比較は Gemini 3.1 Flash Image Preview vs Gemini 3 Pro Image Preview を参照してください。
要点まとめ
- Nano Banana Pro = Gemini 3 Pro Image Preview。API では
gemini-3-pro-image-previewを使う。 - **アプリの手順:**画像生成 → Thinking。
- **AI Studio:**Gemini 3 Pro Image Preview を選択。
- **速度重視:**Nano Banana 2(Gemini 3.1 Flash Image Preview)。
| 知りたいこと | 最初にやること | 理由 |
|---|---|---|
| 「Nano Banana Pro って何?」 | Gemini 3 Pro Image Preview と理解する | 公式文書のモデル名だから |
| 「API の ID は?」 | gemini-3-pro-image-preview | 公式の ID |
| 「アプリでどこ?」 | 画像生成 → Thinking | UI ではニックネーム表示 |
覚えておくべきことは一つだけ。ニックネームは UI、model ID はコード。 迷ったら gemini-3-pro-image-preview を使えば安全です。
なぜニックネームがあるのか(そして model ID が重要な理由)
Google はユーザー向けに分かりやすい名称を使いますが、開発者向けには model ID を使います。Gemini API の説明では Nano Banana がネイティブ画像生成の総称であり、各ニックネームを具体的なモデルに結びつけています。だからアプリやニュースでは Nano Banana Pro と出ても、コードでは gemini-3-pro-image-preview が正解です。
チームで共有する場合は model ID を共通言語にしておくと混乱が減ります。
社内資料は “Nano Banana Pro(Gemini 3 Pro Image Preview / gemini-3-pro-image-preview)” のように併記するとスムーズです。
よくある命名ミス(と回避策)
「Gemini 3 Pro」と「Gemini 3 Pro Image Preview」を混同するのが最も多いミスです。前者はテキスト系、後者が画像系です。“Image” があるかどうかを必ず確認してください。
次に多いのは、プロバイダの短い別名をそのまま使うことです。Google のネイティブ API は gemini-3-pro-image-preview を要求します。
また “Preview” を省略するのも危険です。公式にはまだ preview なので、名前や公開範囲が変わる可能性があります。
さらに、Pro は最速レーンではありません。リアルタイムや大量生成なら Nano Banana 2 を基本にして、品質が必要な場面だけ Pro に切り替えるのが安全です。
Nano Banana Pro が見える場所(アプリ / AI Studio / API)

Nano Banana Pro は ユーザー向け・開発向け・企業向けの複数サーフェスに出ます。表示名と選ぶべき操作を対応させるのがポイントです。
- **Gemini アプリ:**画像生成 → Thinking で Nano Banana Pro が出る。
- **Google AI Studio:**モデル一覧に Gemini 3 Pro Image Preview が出る。
- Gemini API / Vertex AI:
gemini-3-pro-image-previewを指定する。
無料プランや地域によっては UI が自動で速いレーンに戻ることがあります。生成前に表示ラベルを確認し、最終判断は model ID に寄せるのが安全です。
公式発表ではプランや地域によって利用可否が変わるとされています。見えない場合は rollout の可能性が高いです。
見えない場合は AI Studio や API 側で確認し、ロールアウト待ちかどうかを切り分けると早いです。
企業用途でも model ID は共通です。ID を統一すれば環境を跨いで使えます。
UI 名称は製品やプランで変わる可能性がありますが、model ID は契約の基準になります。ここを揃えておくと混乱が起きません。
| サーフェス | 表示名 | 取るべき操作 |
|---|---|---|
| Gemini アプリ | Nano Banana Pro(ニックネーム) | 画像生成 → Thinking |
| Google AI Studio | Gemini 3 Pro Image Preview | モデル名で選ぶ |
| Gemini API / Vertex AI | gemini-3-pro-image-preview | ID を指定 |
この表を覚えておけば、UI の表示から正しい model ID にすぐ変換できます。
検証は AI Studio が早く、実運用は Gemini API が基準です。
UI の表示名はあくまでヒントで、最終判断は model ID に寄せると迷いが減ります。
価格は Gemini 3 Pro Image Preview Pricing、制限は Gemini 3 Pro Image Preview Rate Limit を参照してください。
公式名を自分で確認する方法
迷ったら一次情報に戻ります。
これらが変わったら命名や提供範囲が変わったサインです。
更新を見つけたら社内の対応表やオンボーディング資料を直ちに更新しましょう。古い名称が残ると、UI と API の混乱が再発します。
モデルカードは日付の目安にもなります。更新日が新しいなら再確認しましょう。
preview の変化は Gemini API changelog が最速です。
changelog はレート制限や提供範囲の変化も拾えるので、更新があれば社内 QA を回し直すのが安全です。
model ID と確認日をセットで残しておくと、次回の見直しがスムーズになります。
定期的な再チェックを運用に組み込んでおくと、名称変更が起きても慌てずに対応できます。
ドキュメント更新のタイミングで、アプリと API の両方を実際に確認しておくと安心です。
一次情報が更新されたら、対応表のモデル名と ID を差し替えるだけで十分なケースが多いので、手順を固定しておくと運用が楽になります。
Nano Banana Pro / Nano Banana 2 / Nano Banana の違い

基本は 品質 vs 速度 です。
- Nano Banana Pro(Gemini 3 Pro Image Preview):高品質・文字再現・複雑な指示。
- Nano Banana 2(Gemini 3.1 Flash Image Preview):高速・大量生成向き。
- Nano Banana(Gemini 2.5 Flash Image):旧来の高速レーン。
Pro は高品質、Flash は速度。文字やブランド整合が重要なら Pro、スピード優先なら Nano Banana 2。
覚え方:
- Pro:文字・レイアウト・高精度
- Nano Banana 2:速度・量
- Nano Banana:他が使えない時
まず Pro で品質基準を作り、許容できるなら Nano Banana 2 に切り替えるのが実務的です。
文字やレイアウトを含む生成物なら Pro を基準にするのが安全です。スピード優先のサムネイルや大量バリエーションだけ Nano Banana 2 に寄せると、品質と速度のバランスが取りやすくなります。
旧モデルや別プロバイダから移行する場合は、最初に Pro で比較して品質の基準を作り、その後に高速レーンを試すと判断がブレません。
大量バッチやスピード最優先のケースは Nano Banana 2 が合いますが、文字やUIが絡む成果物は Pro を基準にするのが無難です。
最初に Pro で品質を固めてから速度レーンを試すと、比較の軸がぶれません。
本当に Pro を使っているか確認する

Gemini アプリ
- 画像生成を開き、モデルを確認。
- Thinking を選択。
- 数回生成後に速いレーンへ戻る場合は、プランやクォータの影響を疑う。
Google AI Studio
- Gemini 3 Pro Image Preview を選択。
- Flash 系しか出ない場合は、アカウントや地域が未対応の可能性がある。
Gemini API
gemini-3-pro-image-previewを指定。- ログに model ID を残す。
- リクエスト payload に model 名を残すと、運用中の確認が簡単になる。
違うモデルが出る場合は、デフォルトへの戻り、地域/プラン制限、ID ミスのいずれかです。
SDK 経由なら実際の model ID をログに出すと混乱が減ります。
運用中にデフォルトが変わってもログが残るので、原因特定が早くなります。
それでも違うモデルが出る場合は、デフォルトの復帰・プラン制限・ID ミスの順に切り分けるのが近道です。
Pro が見えない場合は、プランや地域の rollout 影響も疑ってください。
水印と検証
公式ドキュメントでは すべての生成画像に SynthID が付くとされています。さらにアプリ側では可視水印が付くことがあり、プランによって挙動が変わります。
- SynthID は常に付く前提
- 可視水印はプラン依存
- 出力要件がある場合は最新ポリシーを確認
可視水印は表示上の話、SynthID は来歴追跡の話です。顧客や社内に「水印なし」を約束する前に、必ず最新のポリシーを確認してください。
ロールアウトやプラン変更で挙動が変わることがあるため、定期的な再チェックが有効です。
社内共有の際は、水印の取り扱い方針も一緒に書いておくと説明コストが下がります。
迷ったときのチェック
- アプリに Nano Banana Pro が出ない → 更新とプラン確認
- すぐ Nano Banana に戻る → 上限 or デフォルト戻り
- API が失敗する →
gemini-3-pro-image-previewを確認 - 速度重視 → Nano Banana 2
社内共有は「model ID + 確認日」を残すと更新が早くなります。
UI と API の名前は別物だと考え、必ず model ID を基準にしてください。
アプリ利用者と API 開発者が混在する場合は、ニックネーム・公式名・モデル ID を同じ表で示すだけで混乱が大幅に減ります。
それでも迷う場合は、公式ドキュメントと直近のローンチ情報を確認し、名称や公開範囲が変わっていないかを再チェックしましょう。
簡易的に確認したいなら AI Studio、実装は API という役割分担を意識すると迷いにくくなります。
社内 FAQ に「Nano Banana Pro = Gemini 3 Pro Image Preview」と明記しておくと、問い合わせが減ります。
月1回の簡易チェック(アプリ表示・AI Studio 名称・API ID)を習慣化すると、変更にすぐ気づけます。
チェック結果を共有メモに残すと、チーム全体の認識が揃います。
短いメモでも構わないので、最後に確認した日付だけは残しておくと安心です。
週次や月次など無理のない頻度で続けるのがポイントです。
短時間で済むので、運用フローに組み込みやすいはずです。
慣れると数分で終わります。
手間はほとんど増えません。
数分の確認で十分です。
習慣化すれば負担は感じにくいです。
余裕を持って対応できます。
大丈夫です。
