2026年3月24日時点で確認したところ、Googleの公式Gemini Developer API pricingページでは gemini-3-pro-image-preview は1Kまたは2Kが1枚$0.134、4Kが1枚$0.24です。 batchでは1K/2Kが$0.067、4Kが$0.12まで下がります。もうひとつ最初に押さえておくべきなのは、このモデルには公式API価格表上のFree Tierがない という点です。
計算だけ先に欲しいなら、まずこれで十分です。想定コスト = 画像枚数 × 対応する出力単価。つまり、standard 1K/2Kなら100枚で $13.40、1000枚で $134、10000枚で $1,340。4Kなら $24、$240、$2,400 です。待てる仕事ならbatchでこの数字が半分になります。
このキーワードで一番危ないのは、Gemini Developer API pricing、Gemini Appsの利用枠、そして旧い Gemini 3 Pro 名義のページを一緒に読んでしまうことです。ここでは gemini-3-pro-image-preview の現在の公式API価格だけを、実務向けの計算形に直して扱います。
要点まとめ
| ルート | 現在の公式単価 | 100枚 | 1000枚 | 10000枚 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| Pro standard 1K/2K | 1枚$0.134 | $13.40 | $134 | $1,340 | プレミアム品質を低遅延で返したい |
| Pro standard 4K | 1枚$0.24 | $24 | $240 | $2,400 | 高解像度の完成素材 |
| Pro batch 1K/2K | 1枚$0.067 | $6.70 | $67 | $670 | 待てるProタスク |
| Pro batch 4K | 1枚$0.12 | $12 | $120 | $1,200 | 非リアルタイムの4Kタスク |
| Image input | 1枚あたり約$0.0011 | 別計算 | 別計算 | 別計算 | 編集やreference-heavyな作業 |
| Free Tier | なし | - | - | - | 有料APIレーン |
このモデルで覚えるべきポイントは2つだけです。1Kと2Kは同じ価格、そして一番わかりやすい節約レバーはbatch です。
より広いGemini画像価格の全体像は Gemini画像生成の1枚あたりコスト: 最新の公式API価格 を、ProとFlashの役割分担は Gemini 3.1 Flash Image Preview vs Gemini 3 Pro Image Preview を見る方が自然です。
現在のGemini 3 Pro Image Preview公式API価格

公式の Gemini Developer API pricingページ は、実は答えそのものはもう出しています。gemini-3-pro-image-preview は Free Tierなし、1K/2Kが$0.134、4Kが$0.24、batchでは $0.067 と $0.12 です。
ここで大事なのは、1Kと2Kで価格が変わらないことです。多くの読者はここを誤解します。また、Gemini Appsや古いpreviewページを見て「どこかに無料ルートがあるのでは」と考えがちですが、現在の公式API pricing pageはそう読めません。Proは有料のプレミアムレーンです。
加えて、実務上は次の2点も覚えておくと十分です。
| 項目 | 現在の公式価格 | 実務上の意味 |
|---|---|---|
| 1K/2K standard output | 1枚$0.134 | ほとんどのProタスクの基準価格 |
| 4K standard output | 1枚$0.24 | 高解像度のプレミアム価格 |
| 1K/2K batch output | 1枚$0.067 | 待てるなら半額 |
| 4K batch output | 1枚$0.12 | 非リアルタイム4Kの最安ライン |
| Image input | 1枚約$0.0011 | editingやrefsで効いてくる |
| Grounding | 月5000 prompt無料、その後1000 search queriesごとに$14 | grounding使用時のみ |
公式の image generation guide では、Gemini 3 Pro Imageを professional asset production 向けと位置付けています。1K、2K、4K、text rendering、最大14枚のreference imageという説明を見れば、この価格が単なる「もう1つの画像行」ではなく、現在のプレミアム画像レーンの価格だと分かります。
実務で特に大事なのは、この価格が「高いか安いか」ではなく、どの失敗コストを避けるための価格なのか を読み取ることです。text-heavyなビジュアル、reference imageを多く使う案件、あとから手作業で直すと高くつくブランド資産では、最初からPro前提で予算を引く意味があります。逆に、ラフ出しや量産の初期段階なら、まずFlashで量を回してから必要なカットだけをProに上げる方が自然です。
Gemini 3 Pro Image Preview料金計算
このモデルでは、まずトークンではなく画像枚数で考えた方が実務的です。
コスト = 出力画像枚数 × 対応する公式出力単価
editingやreference imagesがある場合だけ、
追加コスト = 入力画像枚数 × 約\$0.0011
groundingがある場合だけ、
groundingコスト = 無料枠を超えた検索回数 × \$14 / 1000
純粋なtext-to-imageなら、結局いちばん効くのは出力単価です。だからこのシナリオ表がいちばん役に立ちます。
| ワークフロー | 1枚あたり | 100枚 | 1000枚 | 10000枚 | どう読むべきか |
|---|---|---|---|---|---|
| Pro standard 1K/2K | $0.134 | $13.40 | $134 | $1,340 | プレミアムな標準コスト |
| Pro standard 4K | $0.24 | $24 | $240 | $2,400 | 高解像度プレミアムの基準 |
| Pro batch 1K/2K | $0.067 | $6.70 | $67 | $670 | 待てるなら半額のPro |
| Pro batch 4K | $0.12 | $12 | $120 | $1,200 | 待てる4K Pro |
この表だけで、だいたいの予算感はつかめます。たとえば2K相当のPro画像を1000枚作るなら $134。同じ仕事をbatchに回せるなら $67。4K standardなら $240 です。
重要なのは数字を全部暗記することではなく、次の順番で判断することです。
- standard か batch か
- 4K が本当に必要か、1K/2K で足りるか
- editing、refs、groundingがあるか
この順番にすると、価格ページが実務に直結します。100枚・1000枚・10000枚の合計は、Googleの公開単価から計算した数字であって、Googleが別表で出しているわけではない、という点も明示しておくべきです。
API pricingとGemini Appsの利用枠は別物

このキーワードで最もありがちな失敗は、"Nano Banana Pro pricing" をひとつのsurfaceだと思い込むことです。
Gemini Developer API 側では、答えは gemini-3-pro-image-preview の従量課金で、現在のpricing pageでは Free Tierなし です。
Gemini Apps 側では、Googleの Gemini Apps limits and upgrades に daily limits が出ています。2026年3月24日時点で重要なのは、
- Nano Banana 2 image generation/editing: 1日20 / 50 / 100 / 1000
- Nano Banana Pro redo images: 1日50 / 100 / 1000
という数字です。これは「アプリ内でどれだけ使えるか」には有用ですが、API予算には使えません。
だから強いページは、最初にsurfaceを分けてから話します。
- Gemini Apps quotas
- Gemini Developer API pricing
- Vertex AI pricing
- 第三者のplatform pricing
この整理ができれば、読者はかなり迷いにくくなります。もし知りたいのが「Gemini画像に広い意味で無料ルートがあるか」なら、次に読むべきは Gemini image free tier 2026 です。ここではあくまでProのAPI価格だけを扱います。
実際のチーム運用では、このsurface分離を最初にしておくと社内説明も楽になります。たとえば「アプリでは1日100回まで使えたのに、なぜAPIでは課金されるのか」という質問は、この段階で答えておくべきです。Gemini Appsは利用枠、Gemini Developer APIは従量課金という整理さえ崩さなければ、見積もり表も承認フローもかなりシンプルになります。
いつProを使うべきか、いつFlashから始めるべきか

一番わかりやすいルールは、画像を失敗したときのコストが高いならPro です。
具体的には、
- text-heavyなposterやdiagram
- やり直しコストが高いブランド素材
- groundingが必要な画像ワークフロー
- multi-referenceで精度が重要な仕事
です。これ以外なら、まず gemini-3.1-flash-image-preview から始める方が実務的です。Google自身がFlashを速度と高ボリューム向けのrouteとして位置付けているからです。
| 状況 | 合うルート | 理由 |
|---|---|---|
| Pro内で一番安く使いたい | Pro batch | 同じProを半額で使える |
| 品質も低遅延も必要 | Pro standard | high-valueな出力向け |
| コスト重視で量が多い | Flash Image | ほとんどの新規workflowの初手 |
| 4Kが必要か迷う | まず1K/2K | 本当の価格差は4Kで出る |
つまり、"全部Proでいくらか" ではなく、"Proを本当に必要な部分だけに使うといくらか" と考えた方が役に立ちます。
この考え方にしておくと、calculatorページの役割もはっきりします。ページの仕事は「全部をProに寄せる口実」を作ることではなく、Proに上げる1枚あたりの増分コストを見える化することです。たとえばレビュー前のドラフト画像はFlash、公開直前のtext-heavyな最終版だけProという分け方なら、品質とコストの両方を説明しやすくなります。
この視点を持っておくと、Proの価格表は「高いモデル一覧」ではなく、どこで失敗コストを払うかを決める判断表として読めます。
課金、preview status、freshness caveat
ここでは3つのcaveatだけ押さえれば十分です。
1つ目は billing。Googleの billing guide では、Prepay/Postpayが2026年3月23日から反映開始 とされています。新しいpaid-tierでは通常 $10 のprepayが必要で、Prepay残高が $0 になると、そのbilling accountに紐づくAPI keysは止まります。
2つ目は rate limits。現在の rate-limits page では、requests per dayは midnight Pacific time にリセットされ、実際のactive limitsは AI Studio で確認するとされています。つまり、このページは費用を見積もる計算器であって、throughput保証ではありません。
3つ目は naming trap。Googleの deprecations table では、gemini-3-pro-image-preview は 2025年11月20日リリース のpreview image modelですが、gemini-3-pro-preview は2026年3月9日に終了 しています。後者は別のtext modelです。-image- を落とした古いページはここで誤解を生みやすいです。
throughputが主問題なら、次に読むべきは Gemini API rate limit explained です。これは明示的な英語fallbackです。
FAQ
Gemini 3 Pro Image Previewに無料API枠はありますか。
ありません。2026年3月24日時点の公式pricing pageではFree Tierなしです。
1000枚だといくらですか。
1K/2K standardで $134、4K standardで $240、1K/2K batchで $67、4K batchで $120 です。これはoutput costだけです。
2Kは1Kより高いですか。
いいえ。現在の公式pricing pageでは1Kと2Kは同じ価格です。
batchはいつ使うべきですか。
低遅延が不要なときです。最も分かりやすい節約手段だからです。
Gemini Appsの利用枠をAPI pricingとして見ていいですか。
だめです。アプリ側のquotaであって、API billingではありません。
ProとFlashはどちらを使うべきですか。
コスト重視・高ボリュームならFlashから。text-heavy、grounded、premium creativeならProです。
結論
このキーワードの計算器としての答えはシンプルです。
2026年3月24日時点で、gemini-3-pro-image-preview の公式Gemini Developer API pricingは 1K/2Kが$0.134、4Kが$0.24、batchはその半額、Free Tierはありません。あとは対象の行を選び、画像枚数を掛けるだけです。
そして運用上のルールはもっと重要です。Proはデフォルトではなく、失敗コストが高い仕事にだけ使う。待てるならbatchを使う。Gemini AppsのquotaをAPI pricingと混ぜない。この3つを守れば、この価格は十分に扱いやすい判断材料になります。
