本文へスキップ

Claude CodeでFable 5.1が出ない・使えない原因

有料プランなら申請不要ですが、Claude Codeでは本体の版、一覧の表示、課金条件、組織設定、接続先が別々に効きます。一覧に出なくても直接入力で使える場合があります。

A
29 分で読めますAIモデル
暗い背景に浮かぶ層の図。上の黄色い層に「モデル一覧 5.1が出ない」、下の緑の層に「本体の版 2.1.257以上」の札が付き、左に「Fable 5.1が出ない・使えない」の見出しがある

Claude CodeでFable 5.1が使えないとき、最初に見るのは本体のバージョンです。claude --version が2.1.257より古ければ更新し、新しいセッションを開いてから /model fable と直接入力してください。モデル選択画面(/model)の一覧にFable 5.1が出ていなくても、この直接入力はサーバーにその場で確認するため、使える権利があれば切り替わります。

Fable 5.1は2026年9月1日に一般提供が始まったモデルで、利用の申請は要りません。ただし使えるのは有料プラン(Pro、Max、Team、Enterprise)だけで、ProとTeamの標準席では最初のリクエストから使用クレジット(usage credits)で課金されます(ヘルプセンター)。更新と直接入力で切り替わらない場合は、表示されたエラー文や画面の状態から、原因がプラン、組織の設定、接続先(Bedrockやゲートウェイなど)のどれにあるかを判断します。

まずは次の3つを順に試してください。

  1. claude --version を実行し、2.1.257以上か確かめます。足りなければ claude update(Homebrewなら brew upgrade claude-code、WinGetなら winget upgrade Anthropic.ClaudeCode)で更新し、開いているセッションを閉じて起動し直します。更新が効くのは次の起動からです。
  2. セッションの中で /model fable と入力し、/status で現在のモデルがFable 5.1になっているかを見ます。
  3. エラーが出た、または一覧の表示がおかしい場合は、次の表で自分の状態に当てはまる行を探します。

画面とエラー文から原因を見分ける

「Fable 5.1が出ない」と一口に言っても、本体が古い、一覧の表示がサーバー側の許可に追いついていない、プラン上はクレジット課金になる、組織が制限している、接続先がモデルを提供していない、という別々の原因があります。見えているものと対応させると、どこを直せばよいかが絞れます。

見えている状態主な原因次にやること
/model の一覧にFableの行がない本体が古い、サーバーの表示許可がまだ反映されていない、組織の制限や availableModels で除外されている2.1.257以上に更新し、/model fable を直接入力。拒否されたらその文言で判断
一覧に「Fable」はあるが、説明がFable 5になっている一覧がFable 5.1を反映していない(有料プランでの報告あり)/model claude-fable-5-1 を直接入力
Fableの行に「Requires usage credits」と出るPro、Team標準席などでFableがクレジット課金になっている。使えないわけではない使用クレジットを用意し、同意のプロンプトで続行
Fableの行がグレーアウトし、理由の注記がある組織としてFableを使えない(ゼロデータ保持契約など)手元の設定では直らない。管理者に相談
API Error: 400 Claude Code 2.1.xxx does not support this model; version ... or newer is required.本体がサーバーの求める最低版より古いclaude update またはデスクトップアプリを更新し、新しいセッションを開く
Model "..." is not a recognized model id.デスクトップアプリ、Remote Control、Agent SDKから Fable 5.1 のような表示名や fable-5-1 のような短いIDが渡された、または fable を知らない古い本体fableclaude-fable-5-1 で指定し直すか、更新する
There's an issue with the selected model (...)--modelANTHROPIC_MODEL、設定ファイルに書いたIDの誤り(claude-fable-5.1 のようなドット付きを含む)、またはアクセス権がないモデルを指定している箇所のIDを直す
Model '...' is restricted by your organization's settings.組織の管理コンソールで無効にされている管理者に有効化を依頼
Model "fable" is restricted by your organization's settings. Using claude-fable-5 instead.組織がFable 5だけを許可し、Fable 5.1を制限しているFable 5で続けるか、管理者に5.1の許可を依頼
Remote Controlで「Update to use this model」常駐している claude remote-control が古い版のまま、またはサーバー側でそのセッションから選べない設定になっている(報告)常駐サービスを再起動し、だめならローカルのセッションで使う
選べたのに、途中で別のモデルが応答する安全判定による自動切り替えや利用上限など、別の問題Fable 5.1の利用上限とモデル切り替えの確認方法

エラー文の意味と公式の対処は、Claude Codeのエラーリファレンスにまとまっています。モデルIDは製品名の「5.1」と違ってハイフン区切りで、Anthropic API、Google Cloud、Microsoft Foundry、Claude Platform on AWSでは claude-fable-5-1、Amazon Bedrockでは anthropic.claude-fable-5-1 です(モデル一覧)。ドット付きの claude-fable-5.1claude- で始まるため手元の検査は通ってしまい、エラーはそのあとで出ます。/model claude-fable-5.1 と入力した場合は最小限のAPIリクエストで存在が確認され、存在しない名前として拒否されます(ドキュメントではこの種のエラーを「Model not found」として説明しています)。--modelANTHROPIC_MODELmodel 設定に書いた場合は、最初のリクエストで There's an issue with the selected model になります。

バージョンは2.1.257以上にそろえる

Fable 5.1に必要なClaude Codeのバージョンは、公式の資料の間で数字が一致していません。

実務上は2.1.257以上にしておけば迷いません。npmの公開履歴では2.1.252(8月31日)の次が2.1.257(9月1日)で、2.1.253〜2.1.256は公開されていません。つまり、上のすべての記載を満たす最初の公開版が2.1.257です。fable という別名がFable 5.1を指すようになったのも2.1.257からで、それより前の版で /model fable と入力するとFable 5が選ばれます。サーバーが実際に求める最低版はエラー文の「version ... or newer is required」に出る数字なので、エラーが出たときはその数字を基準にしてください。

リリースチャネルでも結果が変わります。stableチャネル(設定の autoUpdatesChannel: "stable"、またはHomebrewの claude-code cask)は、おおむね1週間前の版を配ります。9月1日時点のstableは2.1.236だったため、公開直後はstableのままではFable 5.1を使えませんでした。2026年9月24日時点のnpmではstableが2.1.273、latestが2.1.281なので、いまはどちらのチャネルでも条件を満たします(リリースチャネルの説明)。

Fable 5.1に必要な版の図。ヘルプセンターは2.1.255以上、Claude Codeドキュメントは2.1.257以上、9月1日のエラーは2.1.251以上と記載が分かれ、npmでは2.1.253〜2.1.256が未公開のため2.1.257が最初の該当版になる。9月1日のstable 2.1.236では使えず、2026年9月24日時点はstable 2.1.273とlatest 2.1.281のどちらでも使える

インストール方法ごとの更新は次のとおりです。ネイティブインストールはバックグラウンドで自動更新されますが、Homebrew、WinGet、apt・dnf・apkなどのパッケージマネージャーは標準では自動更新されません。

bash
claude --version                     # いま動いている版を確認
claude update                        # ネイティブインストールの更新
brew upgrade claude-code             # Homebrew(stableのcask)
brew upgrade claude-code@latest      # Homebrew(latestのcask)
winget upgrade Anthropic.ClaudeCode  # WinGet
claude doctor                        # 直近の更新結果と実行中の版・場所を確認

更新したのに古い版のエラーが出るとき

更新は次の起動から有効になるので、更新前から開いているセッションは古い版のまま動いています。いったん閉じて起動し直してください。

それでも同じエラーが出る場合は、シェルが古い実行ファイルを呼んでいないかを疑います。GitHubの報告には、2.1.259に更新済みなのに同じエラーが出て、hash -r でシェルのコマンドキャッシュを消し、新しいシェルを開いたら解消した例があります。claude doctorRunningPath の行で、実際に動いている版と場所を確認できます。

デスクトップアプリから使っている場合はアプリ自体を更新し、claude remote-control を常駐させている場合は後述のとおりそのサービスを再起動します。

一覧に出ないだけか、本当に使えないのかを確かめる

claude.aiのアカウントやAnthropicのAPIキーでAnthropic APIに直接つないでいる場合、モデル選択画面は、サーバーがその組織でFableを利用可能と返したあとで初めてFableを表示します。一方、/model fable の直接入力はその場でサーバーに確認します。このため、一覧に出ないことだけでは「使えない」とは判断できません。

確認は2段階です。

  1. セッション内で /model fable(2.1.257以上の場合)または /model claude-fable-5-1 と入力します。受け付けられると「Set model to Fable 5.1」のような表示が出るので、続けて /status で現在のモデルとアカウントを確かめます。
  2. それでも判断がつかない場合は、ターミナルで1回だけ呼び出してみます。
bash
claude --model claude-fable-5-1 -p "Reply with exactly: OK" --output-format json

出力の modelUsageclaude-fable-5-1 が含まれていれば、そのアカウントと接続経路でFable 5.1が実際に応答しています。どのモデルが応答したかを modelUsage で読む方法はモデル設定ドキュメントにも書かれています。

ただし、ProやTeamの標準席のようにFableがクレジット課金になるプランでは、-p(非対話モード)では同意のプロンプトが出ず、確認なしで使用クレジットが引かれます。短い応答1回分とはいえ課金が発生することを承知のうえで実行してください。

結果の読み方は次のとおりです。

  • OK が返り、modelUsage にFable 5.1がある:権利はあり、一覧の表示だけが問題です。/model fableclaude --model fable で起動すれば作業できます。
  • does not support this model が出る:本体が古いので、前の節に戻って更新します。
  • restricted by your organization's settings が出る:組織の制限です。後述の管理者向けの確認に進みます。
  • There's an issue with the selected model が出る:IDの書き間違いか、そのアカウントにアクセス権がありません。
/model fableの結果で原因を分ける図。本体を更新して直接入力したあと、Fable 5.1に切り替わる場合は一覧の表示だけの問題、does not support this modelは本体が古い、restricted by your organizationは組織の設定による制限、issue with the selected modelはIDの誤りかアクセス権なし、と対処を並べている

権利があるのに一覧に出ない不具合の報告

2026年9月24日時点で、GitHubには、Fable 5.1を使える有料アカウントなのに一覧に出ないという未解決の報告が複数あります。個人のMax 5x(claude.aiのOAuthログイン、2.1.273)や、claude setup-token で発行した長期トークンでの認証(2.1.259〜2.1.276)で、一覧には「Fable」(説明はFable 5)しか出ない一方、/model claude-fable-5-1 や上の確認コマンドは成功しています(#91852#94638)。逆向きの例として、Fable 5だけを許可してFable 5.1を制限したEnterprise組織で、一覧にFableの行がひとつも出ないという報告もあります(#91885)。この場合も /model claude-fable-5 ならFable 5を選べています。

Anthropicはこれらの原因を説明しておらず、修正時期も公表されていません。報告者は ~/.claude.json の中のキャッシュ項目に言及していますが、これはClaude Codeの内部データで、手で書き換える手順を示した公式の案内はありません。直接入力で使えるなら、それで作業を進めるのが確実です。

選んだはずなのにFable 5やほかのモデルで起動する

Fable 5.1を選んだつもりでも、次の理由で別のモデルが使われることがあります。/status で現在のモデルを確かめてから、当てはまるものを直してください。

  • 2.1.257より前の版では、fable はFable 5を指します。
  • 2.1.257以上を初めて起動したとき、ユーザー設定に保存された claude-fable-5 は自動で fable に書き換わります。ただし、プロジェクト、ローカル、管理設定にある claude-fable-5 はそのまま残るため、Fable 5で起動し続けます。
  • /model の選択は ~/.claude/settings.json に保存されますが、プロジェクトや管理設定の model、環境変数 ANTHROPIC_MODEL、組織が設定した既定モデルがあると、起動のたびにそちらが優先されます。
  • claude --resume--continue で再開したセッションは、保存時のモデルを引き継ぎます。
  • Claude apps gatewayを使うセッションでは、fable はFable 5を指します。Fable 5.1は /model claude-fable-5-1 で選びます。

プランとクレジットの条件を確認する

Fable 5.1が一覧に出ていても、プランによって使い方の条件が違います。ヘルプセンターの説明をまとめると次のとおりです。

プラン・席Fable 5.1の扱い
Free使えない
Max、Teamのプレミアム席、座席制Enterpriseのプレミアム席プランに含まれ、週間利用上限の50%までを追加料金なしでFableに使える
Pro、Teamの標準席最初のリクエストから使用クレジットで従量課金
座席制Enterpriseの標準席組織が使用クレジットを有効にしている場合だけ使える
従量制Enterprise、Claude APIAPIの標準料金で課金

クレジット課金になる場合、/model のFableの行には「Requires usage credits」と表示されます。対話セッションでは、Fableへのリクエストが使用クレジットに課金される前に同意のプロンプトが出ます(組織請求のEnterpriseメンバーには出ません)。モデル選択画面でこのプロンプトを閉じると元のモデルのまま、セッションの途中で閉じるとそのターンは既定のモデルで続きます。「Fable 5.1を選んだのに別のモデルが答えた」と感じたら、このプロンプトを閉じていないかを思い出してください(Fableと使用クレジット)。

Remote Control、バックグラウンドセッション、エージェントチームのメンバーのセッションでは、誰も応答しないままプロンプトが dialogExpiry(既定5分)を過ぎると、そのターンは送信されずに終わります。端末の前にいないときにFableが動かなかった場合は、これが原因のことがあります。

最近プランを上げた場合、Claude Codeに保存されているログイン情報はサインインした時点のプランのままです。/logout のあと /login でサインインし直すと新しいプランが反映されます(エラーリファレンスにもOpusの例で同じ手順があります)。週間枠やクレジットの細かい仕組みはClaude Fable 5.1の利用上限:週間枠・追加料金・モデル切り替えの確認方法、プラン変更を考えている場合はClaude ProとMaxの利用制限を比較を参照してください。

組織の制限とゼロデータ保持で止まっている場合

TeamやEnterpriseの席で使っている場合、手元の設定とは関係なく組織側でFableが止まっていることがあります。

  • 管理コンソールのモデル制限:Enterpriseの管理者はclaude.aiの管理コンソールで、組織全体またはカスタムロールごとにモデルを無効にできます。制限されたモデルは一覧から消え、/model で指定すると Model '<name>' is restricted by your organization's settings. Run /model to choose a different model. と拒否されます。変更は約1分で新しいリクエストに反映され、一覧には次のセッション開始時に反映されます(組織のモデル制限)。
  • 管理設定の availableModels:許可リストから外れたモデルは一覧に出ません。claude-fable-5 と書いてあればFable 5と5.1の両方が、claude-fable-5-1 と書いてあれば5.1だけが許可されます。管理設定で定義されたリストは、ユーザーやプロジェクトの設定では広げられません(モデル選択の制限)。
  • ゼロデータ保持(ZDR):Fable 5.1とFable 5はデータ保持を前提とするモデルで、ZDRの組織やワークスペースで使えるかどうかはClaude Code側ではなくAnthropicの方針で決まります。使えない組織では一覧に出ないか、グレーアウトで表示され、クライアントの設定に関係なくサーバーがリクエストを拒否します(ZDRでのモデルの提供)。この場合、best という別名はOpusを指します。

いずれも利用者の側では解除できません。管理者に相談するときは、表示されたエラー文そのもの、claude --version の結果、使っている環境(CLI、VS Code拡張、デスクトップアプリ、Remote Control)と接続先を伝えると、管理コンソールのモデル制限、availableModels、標準席の使用クレジット設定、ZDRの方針のどれを見ればよいかがすぐ分かります。

Bedrock・Google Cloud・Foundry・ゲートウェイ経由の場合

Amazon Bedrock、Google CloudのAgent Platform、Microsoft Foundry、Claude Platform on AWSでは、fable などの別名は各提供元向けに組み込まれた既定のモデルIDを指します。この既定値は最新のリリースより遅れることがあり、しかもそのモデルが自分のアカウントやリージョンで有効になっているとは限りません。Fable 5.1を使うには、提供元の形式のIDを ANTHROPIC_DEFAULT_FABLE_MODEL で固定し、提供元のモデルカタログで自分のリージョンに提供されているかを確認します(サードパーティ環境でのモデル固定)。

bash
# Amazon Bedrock
export ANTHROPIC_DEFAULT_FABLE_MODEL='anthropic.claude-fable-5-1'
# Google Cloud / Microsoft Foundry / Claude Platform on AWS
export ANTHROPIC_DEFAULT_FABLE_MODEL='claude-fable-5-1'

環境変数は起動時に読み込まれるので、設定したらClaude Codeを起動し直します。新しいモデルはAnthropic APIで先に使えるようになり、提供元やリージョンへの展開が後になることがあります。

LLMゲートウェイ経由の場合、ゲートウェイが claude-fable-5-1 を提供するよう設定されていなければリクエストは拒否されます。提供しているゲートウェイなら /model claude-fable-5-1 で選べます。CLAUDE_CODE_ENABLE_GATEWAY_MODEL_DISCOVERY=1 を設定すると、ゲートウェイの /v1/models から一覧を作れます。なお、ANTHROPIC_BASE_URL は送信先を変えるだけで、どのモデルが応答するかは変えません。どのゲートウェイがFable 5.1に対応しているかは公開情報からは分からないので、運用者に確認してください。

これらの接続先では、組織の管理コンソールで設定したモデル制限は届かず、Claude Codeもモデル名をそのまま通します。上で紹介した「一覧に出ないだけか」の見分け方(直接入力でサーバーに確認する方法)は、Anthropic APIに直接つないでいる場合の話です。

デスクトップアプリとRemote Controlで選べない場合

デスクトップアプリのCodeタブで古い版のエラーが出る場合は、アプリ自体を更新します。CoworkでFableを使うにも、最新のClaude Desktopが必要です。Linux版デスクトップのベータ(2.110.1)では、アプリが fable-5-1 のような短いIDを送り、Claude Codeに認識されない例も報告されています(#95263)。

Remote Controlについても、同じ報告に次の2つの事例があります。

  • claude remote-control をサービスとして常駐させていると、CLIを更新しても、常駐プロセスは起動時の古い版(報告では2.1.235)でセッションを作り続けます。サービスを再起動すると新しい版に切り替わりました。
  • 版が新しくなっても、Remote Controlのセッションでは選択画面に「Update to use this model」と出て選べず、裏では model is not selectable for this organization というサーバー側のエラーが記録されていました。同じマシンのローカルセッションでは /model claude-fable-5-1 で使えています。

後者は更新しても解消しない、サーバー側の設定による制限と報告されています。Remote Controlで必要な作業は、当面ローカルのセッションで進めるのが現実的です。なお、Remote Controlから選んだモデル名をClaude Code側で検証するには、そのマシンのClaude Codeが2.1.260以上である必要があります。

直るまでは別のモデルで作業を続ける

原因が組織の方針や提供元の対応待ちなら、手元で待っていても進みません。作業は別のモデルで続けられます。

  • Fable 5:旧モデルとして引き続き使えます。Anthropic APIでは /model claude-fable-5 と、IDで指定します(fable は2.1.257以降Fable 5.1を指すため)。
  • Opus/model opus で選べます。Anthropic APIで opus がOpus 5.5を指すのは2.1.280以降で、それより前の版ではOpus 5になります。ZDRの組織など、Fableをまったく使えない環境での現実的な代わりです。

どちらを選ぶかはClaude Opus 5.5とFable 5.1を比較:料金と使い分けが目安になります。APIからFable 5.1を呼ぶ場合の料金やモデルIDの変更点はClaude Fable 5.1:料金・API変更・移行ガイド、Claude Codeを更新するかどうかの判断はClaude Codeのリリースノートの読み方と更新判断を参照してください。

選べたあとで途中から別のモデルが応答する、使用クレジットの通知で止まるといった症状は、「一覧に出ない・使えない」とは原因が異なります。サイバーセキュリティや生物学の分野で安全判定に引っかかったリクエストはOpusへ自動で切り替わる仕組みがあり、GitHubには、Fableのリクエストが別のモデルで処理された、あるいは誤った「usage credits」の通知が出たという未確認の報告もあります。こうした場合はFable 5.1の利用上限とモデル切り替えの確認方法から確認してください。

よくある質問

claude.aiではFable 5.1を選べるのに、Claude Codeの一覧に出ないのはなぜですか

claude.aiで選べるなら、プランとアカウントはFable 5.1の対象です。Claude Codeでは本体の版と一覧の表示が別に効くので、2.1.257以上に更新して新しいセッションを開き、/model fable と直接入力してください。それで切り替われば、一覧の表示だけの問題です。

Freeプランでは使えますか

使えません。Fable 5とFable 5.1は有料プラン(Pro、Max、Team、Enterprise)だけで提供されています。ProとTeamの標準席では、使うたびに使用クレジットがかかります。

stableチャネルのままで使えますか

2026年9月24日時点のstableは2.1.273なので、使えます。公開直後の9月1日時点ではstableが2.1.236で、Fable 5.1を呼ぶと「does not support this model」のエラーになっていました。Homebrewの claude-code caskはstableを追いますが自動更新されないので、brew upgrade claude-code を実行してから版を確認してください。

~/.claude.json を編集すれば一覧に出ますか

おすすめしません。一覧に出ない不具合の報告ではこのファイル内のキャッシュ項目が話題になっていますが、内部データの構造は変わる可能性があり、書き換えを案内する公式の手順もありません。/model fable/model claude-fable-5-1 の直接入力で使えるなら、その方法で作業を続けてください。