2026年10月8日時点の標準料金(100万トークンあたり)で比べると、Gemini 2.5 Flash-Liteの入力$0.10/出力$0.40より1トークン単価が安い主要テキストAPIは、GroqのGPT OSS 20B($0.075/$0.30)だけです。新しく出たGPT-6 LunaとClaude Haiku 5.5は入力が同じ$0.10で、出力が$0.50と25%高くなります。DeepSeek V4.1-FlashとMistral Small 4は入力の時点で高くなります。
そのため、以前から2.5系を使っている場合、請求額を下げたいときに最初に確かめるべきなのは「どこへ移るか」ではなく「今のGeminiモデルを2.5 Flash-Liteに下げても品質が足りるか」です。他社へ移ると実際に安くなるのは、次のどちらかに当てはまる場合です。
- 2.5 Flash-Liteでは品質が足りない、または2.5系を使えないために、Gemini 3.1 Flash-Liteや3.6・3.8 Flashに払っているテキスト処理を、自分の評価で合格したGPT-6 LunaかClaude Haiku 5.5へ移す。
- テキストだけで1リクエストが約13万トークン以内に収まる大量処理を、GroqのGPT OSS 20Bへ移す。
以前から2.5系を使っていて、画像・動画・音声をまとめて扱っている場合や、10万トークンを超える長いプロンプトが多い場合は、2.5 Flash-Liteに残る方が安く済みます。
ただし2.5系(2.5 Pro、2.5 Flash、2.5 Flash-Lite)は、非推奨ではないものの、提供は以前から2.5系を使っているユーザーに限定されています(Googleの廃止予定のページ、2026年10月9日更新)。Googleが最新モデルを使うよう案内している新規プロジェクトでは、料金表にあるGeminiのテキストモデルでいちばん安いのは gemini-3.1-flash-lite(入力$0.25/出力$1.50)で、比較の基準もこちらになります。3.1 Flash-Liteと比べると、GPT-6 Luna(入力27.2万トークン以下)とClaude Haiku 5.5(プロンプト10万トークン以下)の方が入力も出力も安くなります。3.1 Flash-Liteの停止は最短2027年5月7日で、後継は3.5 Flash-Liteです。
2026年10月の料金比較:Gemini 2.5 Flash-Liteより安いのはGroqだけ
下の表は、各社の公式料金ページに載っている標準料金(キャッシュなし、Batchなし)です。試算は次の式で、誰でも同じ数字を出せます。
費用=入力トークン数÷100万×入力単価+出力トークン数÷100万×出力単価
例Aは入力が多い処理(入力100万+出力20万トークン、要約や分類など)、例Bは出力が多い処理(入力20万+出力100万トークン、文章生成など)です。
| モデル(2026年10月8日時点) | 入力 | 出力 | 例A:入力100万+出力20万 | 例B:入力20万+出力100万 |
|---|---|---|---|---|
| Groq GPT OSS 20B | $0.075 | $0.30 | $0.135 | $0.315 |
| Gemini 2.5 Flash-Lite(以前から2.5系を使っている場合) | $0.10 | $0.40 | $0.18 | $0.42 |
| GPT-6 Luna(入力27.2万トークン以下) | $0.10 | $0.50 | $0.20 | $0.52 |
| Claude Haiku 5.5(プロンプト10万トークン以下) | $0.10 | $0.50 | $0.20 | $0.52 |
| Mistral Small 4 | $0.15 | $0.60 | $0.27 | $0.63 |
| DeepSeek V4.1-Flash(オフピーク) | $0.15 | $0.60 | $0.27 | $0.63 |
| DeepSeek V4.1-Flash(ピーク) | $0.30 | $1.20 | $0.54 | $1.26 |
| Gemini 3.1 Flash-Lite | $0.25 | $1.50 | $0.55 | $1.55 |
| Gemini 3.6・3.8 Flash(2026年12月31日まで) | $0.75 | $3.75 | $1.50 | $3.90 |
| Gemini 3.6・3.8 Flash(2027年1月1日から) | $1.50 | $7.50 | $3.00 | $7.80 |
出典:Gemini API料金、OpenAI API料金、Claude API料金、DeepSeek料金、Mistral Small 4、Groqモデル一覧。トークナイザーが各社で違うため、同じ文章でもトークン数は一致しません。品質、文脈長、扱える入力形式も違うので、この表は「単価の並び」を見るためのものです。
表から読み取れることは3つあります。
- 2.5 Flash-Liteに対して、GPT-6 LunaとHaiku 5.5は例Aで約11%、例Bで約24%高くなります。出力の比率が上がるほど差は25%に近づきます。
- Gemini 3.1 Flash-Liteから見ると、GPT-6 LunaやHaiku 5.5は例Aで約64%、例Bで約66%安くなります。以前から2.5系を使っている場合は、同じGeminiの2.5 Flash-Liteに下げればさらに安くなります。
- 例Aでも例Bでも2.5 Flash-Liteを下回るのはGroq GPT OSS 20Bだけです。

安いGemini APIはどれか:2.5 Flash-Lite、3.1 Flash-Lite、3.x系Flashの差
2026年10月8日時点で、Gemini APIのテキスト用有料モデルでいちばん安いのは今もGemini 2.5 Flash-Liteです。新しい世代ほど安いわけではありません。ただし2.5系は以前から使っているユーザーに限定されており、新規プロジェクトで選べる最安はGemini 3.1 Flash-Lite($0.25/$1.50)です。
| Geminiモデル | 標準料金(入力/出力) | Batch/Flex | 無料枠 |
|---|---|---|---|
| Gemini 2.5 Flash-Lite | $0.10/$0.40 | $0.05/$0.20 | あり |
| Gemini 3.1 Flash-Lite | $0.25/$1.50 | $0.125/$0.75 | あり |
| Gemini 3.5 Flash-Lite | $0.30/$2.50 | 標準の半額 | あり |
| Gemini 2.5 Flash | $0.30/$2.50 | 標準の半額 | あり |
| Gemini 3.6・3.8 Flash | $0.75/$3.75(2027年1月1日から$1.50/$7.50) | 標準の半額 | あり |
| Gemini 3.5 Flash・3.7 Flash | 料金表に掲載なし(2026年10月8日に非推奨。それぞれ3.6・3.8 Flashへ自動転送。3.5 Flashは以前$1.50/$9.00) | — | — |
| Gemini 2.5 Pro(20万トークン以下) | $1.25/$10 | 標準の半額 | あり |
| Gemini 3.1 Pro Preview(20万トークン以下) | $2/$12 | 標準の半額 | なし |
| Gemma 4 | 有料枠なし | — | 無料枠のみ |
出典:Gemini API料金(2026年10月8日時点)。3.5 Flashと3.7 Flashの扱いはリリースノートの2026年10月8日の項目によります。旧IDのリクエストにどの単価が適用されるかは公開されていないため、使い続けている場合はCloud Billingのレポートで確認し、モデルIDを3.6 Flashか3.8 Flashへ書き換えてください。
料金を見るときに外せない点があります。
- Batch/Flexは標準料金の半額、Priorityは1.8倍です。 急がない処理をBatchへ回すと、2.5 Flash-Liteは$0.05/$0.20、3.1 Flash-Liteは$0.125/$0.75になります。GPT-6 LunaのBatch/FlexとHaiku 5.5のBatchも半額なので、どちらも$0.05/$0.25です。Batch同士で比べても順位は変わりません。
- 3.6・3.8 Flashの$0.75/$3.75は2026年12月31日までの価格です。 2027年1月1日から$1.50/$7.50に上がるため、今の請求額を基準に予算を組むと年明けに2倍になります。
- 2.5 Flash-Liteは画像・動画の入力もテキストと同じ$0.10、音声入力は$0.30です。 1つのAPIで複数の入力形式をまとめているなら、テキストだけ他社へ移しても残りはGeminiに残ります。
- 2.5系は新規プロジェクトでは使えない場合があります。 2026年10月9日更新の廃止予定のページでは、2.5 Pro・2.5 Flash・2.5 Flash-Liteは非推奨ではなく停止日も未発表ですが、提供は以前から使っているユーザーに限定されています。2.5系を使えない場合は3.1 Flash-Liteが最安で、停止は最短2027年5月7日、後継は3.5 Flash-Liteです。
- 2.5 Flash-Liteと3.1 Flash-Liteは、プロンプトの長さで単価が変わりません。 長いプロンプトで単価が上がる他社モデルとの差は、次の章で計算します。
Gemma 4はGemini APIでは無料枠でしか使えず、有料で上限を広げる選択肢がありません。本番の請求額を比べる対象にはならないので、試作用と考えるのが現実的です。
移ると本当に安くなる条件:出力比率、プロンプト長、時間帯

単価表だけでは決まらない条件が4つあります。どれも同じ式に数字を入れ替えるだけで確かめられます。
出力が多いほど2.5 Flash-LiteとGPT-6 Luna・Haiku 5.5の差は開く
入力単価が3つとも$0.10なので、差はすべて出力単価($0.40と$0.50)から生まれます。出力が全体の1/6程度の例Aでは差は約11%、出力が5/6を占める例Bでは約24%です。以前から2.5系を使っている場合、チャット応答や記事生成のように出力が多い処理ほど、2.5 Flash-Liteに残る理由が強くなります。3.1 Flash-Liteと比べる場合は逆で、出力単価が$1.50と$0.50で3倍違うため、出力が多いほどGPT-6 LunaとHaiku 5.5が有利になります(例Bで$1.55対$0.52)。
10万トークンを超えるプロンプトではHaiku 5.5が5倍になる
Claude Haiku 5.5の$0.10/$0.50は、プロンプトが10万トークン以下のときの料金です。超えるとすべての単価が5倍の$0.50/$2.50になります。GPT-6 Lunaは入力が27.2万トークンを超えたリクエスト全体が$0.20/$0.75になります。2.5 Flash-Liteと3.1 Flash-Liteにはこの段階がありません。
1件あたり入力15万+出力2,000トークンの処理を1,000件流すと、次のようになります。
| モデル | 計算 | 1,000件の費用 |
|---|---|---|
| Gemini 2.5 Flash-Lite(以前から2.5系を使っている場合) | 150×$0.10+2×$0.40 | $15.80 |
| GPT-6 Luna(27.2万以下) | 150×$0.10+2×$0.50 | $16.00 |
| Gemini 3.1 Flash-Lite | 150×$0.25+2×$1.50 | $40.50 |
| Claude Haiku 5.5(10万超) | 150×$0.50+2×$2.50 | $80.00 |
| Groq GPT OSS 20B | 文脈長131,072トークンに収まらない | — |
長い資料をまとめて渡す使い方では、短いプロンプトのときの単価が同じでも結果が5倍違います。2.5系を使えない場合は、3.1 Flash-Lite($40.50)よりGPT-6 Luna($16.00)の方が安くなります。キャッシュ済みトークンがHaiku 5.5の10万トークン判定に含まれるかは、Anthropicの公開料金ページには書かれていません。境界付近のプロンプトを流す場合は、少量で請求額を確認してから本番に移してください。Groq GPT OSS 20Bの文脈長と単価はGroqのモデルページに載っています。
GPT-6 LunaとHaiku 5.5の価格差の詳細は、Claude Haiku 5.5とGPT-6 Luna料金比較:10万トークン超で最大5倍で確認できます。
DeepSeek V4.1-Flashは日本の平日昼間がピーク料金
DeepSeekのピーク時間は月〜金曜のUTC 01:00〜04:00と06:00〜10:00で、日本時間に直すと平日の10時〜13時と15時〜19時です。この時間帯は$0.30/$1.20、それ以外のオフピークは半額の$0.15/$0.60になります。日本の業務時間に同期処理を流すと、例Aで$0.54となり、2.5 Flash-Lite($0.18)の3倍、新規プロジェクトの基準になる3.1 Flash-Lite($0.55)とほぼ同じです。夜間や週末に寄せられるバッチ処理でなければ、DeepSeekは「安い代替」になりにくいと考えてください。
一方で、DeepSeekのキャッシュヒット入力は$0.003〜$0.006と非常に安く、文脈長は100万トークン、最大出力は38.4万トークンです。同じ前置きを何度も送る処理を夜間に回せる場合は、試算に含める価値があります(DeepSeek料金)。
キャッシュとBatchを使っても差はほとんど縮まらない
キャッシュ読み込みの単価は、2.5 Flash-Lite($0.01)、GPT-6 Luna($0.01)、Haiku 5.5($0.01)で同じです。3.1 Flash-Liteは$0.025です。Geminiのコンテキストキャッシュには、別に保存料金として100万トークン×1時間あたり$1.00がかかります。5万トークンの共通プロンプトを24時間置いておくと、0.05×$1.00×24=$1.20です。大きなキャッシュを一日中保持する設計なら、この保存料金も比較に入れてください。
Batchは前の章のとおり3社とも半額なので、標準料金の順位がそのまま残ります。
Geminiの代わりになるもの:候補5社の単価と注意点
候補ごとに、向いている処理と注意点を並べます。価格はすべて2026年10月8日時点の標準料金です。
GPT-6 Luna(OpenAI):入力$0.10、キャッシュ入力$0.01、出力$0.50。入力27.2万トークンを超えるリクエストは全体が$0.20/$0.75になります(OpenAI API料金)。すでにOpenAIのSDKや評価環境を使っていて、Gemini 3.x系Flashから下げたい場合の移行先になります。同じOpenAIの上位モデルとの違いはGPT-6 SolとLunaの料金比較:APIとCodexでどう違う?を参照してください。
Claude Haiku 5.5(Anthropic):プロンプト10万トークン以下で$0.10/$0.50、超えると5倍、キャッシュ読み込み$0.01、Batchは半額です(Claude API料金)。以前のClaude Haiku 4.5($1/$5)は旧世代(レガシー)の扱いで、安いAPIの候補としてはHaiku 5.5が後継です。短いプロンプト中心なら2.5 Flash-Liteとの差は出力単価の$0.10だけです。
DeepSeek V4.1-Flash:API名はdeepseek-flash。オフピーク$0.15/$0.60、ピーク$0.30/$1.20で、旧来のモデル名へのリクエストもV4.1-Flashが処理します。以前のDeepSeek-V3.2の価格表は今の請求額の目安になりません。
Mistral Small 4:$0.15/$0.60です(Mistral Small 4)。以前の安い候補だったMistral Small 3.2は2026年7月31日に提供を終了し、後継がSmall 4になりました(Mistralのモデル一覧)。単価では2.5 Flash-Liteより高いため、Mistralを選ぶ理由は、すでにMistralを使っているなど価格以外になります。
Groq:GPT OSS 20Bが$0.075/$0.30、GPT OSS 120Bが$0.15/$0.60です。GPT OSS 20Bは入力も出力もテキストのみで、文脈長は131,072トークンです。以前$0.05/$0.08で載っていたLlama 3.1 8BとLlama 3.3 70Bは、現在は「Enterprise — Contact Sales」の扱いで公開価格がありません(Groqモデル一覧)。分類や抽出のような短いテキスト処理を大量に流す用途では、ここに挙げた中で2.5 Flash-Liteより安くできる唯一の候補です。
利用できる地域も確認しておきます。Geminiの利用可能な地域には日本が含まれ、OpenAIとAnthropicのAPIが対象外としている地域(ロシア、中国本土、香港)にも日本は入っていません。日本から使う限り、地域の制限は移行の理由になりません。
価格ではなく429やクォータが問題なら:無料枠と上限の仕組み
「Geminiの代わり」を探し始めるきっかけが、請求額ではなく429エラーや無料枠の上限であることもあります。その場合、他社へ移るより先に上限の仕組みを確認する方が早く解決します。Googleのレート制限のページには次のように書かれています。
- 上限はAPIキーごとではなくプロジェクトごとにかかります。同じプロジェクトでキーを増やしても上限は増えません。
- 1日あたりのリクエスト数(RPD)は太平洋時間の午前0時にリセットされます。日本時間では夏時間の期間が16時、それ以外が17時です。
- 実際の上限は利用ティアなどで変わり、Google AI Studioのレート制限画面で確認できます。
- 試験運用版とプレビュー版のモデルは、上限がより厳しく設定されます。
無料枠は、2.5 Flash-Lite、3.1 Flash-Lite、3.5 Flash-Lite、2.5 Flash、3.6・3.8 Flash、2.5 Proで使えます。ただし2.5系の3モデルは、以前から使っているユーザーに限定されています。3.5 Flashと3.7 Flashは2026年10月8日に非推奨となり、リクエストは3.6 Flashと3.8 Flashへ転送されます。3.1 Pro Previewには無料枠がありません。モデルごとの具体的な上限値は変わりやすいため、確認方法と課金に切り替える境目はGemini APIの無料枠は今も使える?上限の確認方法と課金の境界で確認できます。有料枠への切り替え手順はGemini APIキーは購入する?正しい課金方法と安全な始め方を参照してください。
上限が問題で、しかもGeminiの有料枠(以前から2.5系を使っていれば2.5 Flash-Lite、そうでなければ3.1 Flash-Lite)に切り替えても足りない場合は、全面移行よりも処理を分ける方が現実的です。画像や動画を含む処理はGeminiに残し、テキストだけの大量処理をGroqなどへ流すと、移行の手間を一部に限定できます。
OpenAIのSDKを使い続けたいだけならGeminiのままでよい
OpenAIのライブラリを使いたいことが移行の理由なら、Geminiを離れる必要はありません。GoogleはOpenAI互換のエンドポイントを公開しており、PythonとTypeScript/JavaScriptのOpenAIライブラリから、3行の変更とGemini APIキーでGeminiを呼び出せると案内しています。
# 前提:pip install openai、環境変数GEMINI_API_KEYにGemini APIキーを設定
import os
from openai import OpenAI
client = OpenAI(
api_key=os.environ["GEMINI_API_KEY"],
base_url="https://generativelanguage.googleapis.com/v1beta/openai/",
)
response = client.chat.completions.create(
model="gemini-3.1-flash-lite",
messages=[{"role": "user", "content": "次の文を30字で要約してください:..."}],
)
print(response.choices[0].message.content)既存コードのapi_key、base_url、modelの3か所を書き換えるだけで、3.1 Flash-Liteの$0.25/$1.50で動かせます。以前から2.5系を使っている場合は、modelをgemini-2.5-flash-liteにすると上の表の$0.10/$0.40になります。応答が返れば接続は成功です。
用途別の選び方:画像込みはGemini、短いテキストはGroq
| 状況 | 選ぶもの | 判断が変わる条件 |
|---|---|---|
| 画像・動画・音声を含む処理が多い | Gemini 2.5 Flash-Lite(2.5系を以前から使っている場合。新規プロジェクトは3.1 Flash-Lite) | 品質が足りなければ3.1 Flash-Liteへ。他社へ移すのはテキスト部分だけ |
| テキストのみ、短いプロンプト、大量処理 | Groq GPT OSS 20B | 1リクエストが131,072トークンを超えるなら使えない |
| 2.5 Flash-Liteでは品質不足、または2.5系を使えず、3.1 Flash-Liteや3.x系Flashに払っている | GPT-6 LunaかClaude Haiku 5.5を自分のデータで評価 | Haiku 5.5はプロンプト10万トークン超で5倍。長文ならLuna |
| 10万トークンを超える長いプロンプトが多い | GPT-6 Luna。以前から2.5系を使っていればGemini 2.5 Flash-Liteも | Lunaは27.2万トークン超でリクエスト全体の単価が上がる。3.1 Flash-LiteはLunaより高い(入力15万トークン×1,000件で$40.50対$16.00) |
| 夜間・週末に回せるバッチ処理 | Gemini 2.5 Flash-LiteのBatch($0.05/$0.20)。2.5系を使えない場合は3.1 Flash-LiteのBatch($0.125/$0.75) | DeepSeekのキャッシュヒットが多い処理なら試算に加える |
| 429や無料枠の上限が問題 | まずGeminiの有料枠とプロジェクト設計を見直す | 上限が足りないテキスト処理だけを他社に分ける |
| OpenAIのSDKを使いたい | GeminiのOpenAI互換エンドポイント | OpenAIの機能そのものが必要ならGPT-6 Luna |
どの行でも、品質の比較は自分のデータで少量テストするしかありません。単価が同じGPT-6 LunaとHaiku 5.5でも、出力の長さが違えば請求額は変わります。テスト時は出力トークン数も記録しておくと、上の式でそのまま月額を見積もれます。モデル全体の価格帯をもっと広く比べたい場合はGemini API vs OpenAI vs Claude:2026年版コスト比較完全ガイドが役に立ちます。
Gemini APIの代替と料金についてよくある質問
今いちばん安いGemini APIのモデルはどれですか?
有料で使えるテキストモデルの最安は、2.5系を以前から使っている場合はGemini 2.5 Flash-Lite(入力$0.10/出力$0.40、Batch/Flexは$0.05/$0.20)、新しく始めるプロジェクトではGemini 3.1 Flash-Lite($0.25/$1.50)です(2026年10月8日時点の料金)。2.5系は非推奨ではありませんが、Googleは以前から使っていたユーザーだけに提供を制限しています。3.1 Flash-Liteの停止は最短2027年5月7日で、後継は3.5 Flash-Liteです。Gemma 4は無料枠でしか使えないため、有料で使うモデルの比較には入りません。
Gemini APIの料金はいくらくらいが目安ですか?
入力100万トークンと出力20万トークンで、2.5系を以前から使っている場合の2.5 Flash-Liteなら$0.18、新規プロジェクトで最安の3.1 Flash-Liteなら$0.55です。費用=入力トークン数÷100万×入力単価+出力トークン数÷100万×出力単価で計算できます。同じ量でも3.6・3.8 Flashなら2026年末まで$1.50、2027年1月からは$3.00になります。
Geminiの代わりになる安いAPIはどれですか?
2.5系を以前から使っていて2.5 Flash-Liteを選べるなら、単価でそれを下回るのはGroq GPT OSS 20B($0.075/$0.30)だけですが、新規プロジェクトで基準になるGemini 3.1 Flash-Lite($0.25/$1.50)と比べると、GPT-6 LunaとClaude Haiku 5.5($0.10/$0.50)も安くなります。Groq GPT OSS 20Bはテキスト専用で、文脈長は131,072トークンです。LunaとHaiku 5.5は2.5 Flash-Liteより出力が25%高いものの、3.x系Flashよりは安く、Haiku 5.5はプロンプトが10万トークンを超えると5倍になります。
GPT-6 LunaとClaude Haiku 5.5はどちらが安いですか?
プロンプトが10万トークン以下なら、どちらも$0.10/$0.50で同じです。10万トークンを超えるとHaiku 5.5は$0.50/$2.50になり、GPT-6 Lunaは27.2万トークンまで$0.10/$0.50のままなので、長いプロンプトではLunaが安くなります。
Gemini 3.6・3.8 Flashは値上がりしますか?
はい。2026年12月31日までは$0.75/$3.75ですが、2027年1月1日から$1.50/$7.50になると料金ページに明記されています。年をまたいで使う予算は、新しい単価で見積もってください。



