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2026年の画像生成モデル比較:用途から選ぶGPT Image 2、Nano Banana、Midjourney、FLUX.2

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9 min readAI画像生成

万能の1位はありません。API生成と編集ならGPT Image 2とGemini 3.1 Flash Image、対話的な高品質制作ならGemini 3 Pro Image、人が主導する表現探索ならMidjourney V8.2、オープンウェイトや自社運用なら該当するFLUX.2を最初に試し、日本語・参照画像・修正保持・総コストで決めます。

画像生成モデルを用途と実案件で選ぶ2026年日本語ガイドの作業机

2026年8月26日時点で、すべての仕事に共通する「最強の画像生成モデル」はありません。 日本語入りのバナー、商品画像の部分修正、APIによる大量生成、アートディレクション、ローカル実行では、評価すべき条件が違うからです。

最初から1つに決めず、目的に合う2〜3候補を同じ実案件で試す方が確実です。

最優先の仕事最初に試す候補候補に入る理由先に確認すること
API生成と精密な編集GPT Image 2 + Gemini 3.1 Flash Image現行の直接APIと生成・編集経路があるエンドポイント仕様、参照画像コスト、レート制限、出力形式
Google環境で高価値な最終成果物Gemini 3 Pro Image複雑な制御と4Kを含む上位枠1K/2Kと4Kで単価が異なる
人が主導する美意識・構図・個性化Midjourney V8.2現行デフォルトのクリエイティブ製品体験月額とGPU時間は通常のAPI単価ではない
オープンウェイト・ローカル運用条件に合うFLUX.2速度、制御、品質、配置方法の異なる系列バリアント別ライセンス、VRAM、起動時間、保守
ポスター、図表、密度の高い文字Seedream 5.0 ProByteDanceがデザイン理解と文字・情報可視化を訴求提供地域、製品経路、価格を別々に確認
文字中心のWebクリエイティブIdeogram 3.0公式資料では現在も3.0が最新非公式記事の新バージョン名をそのまま採用しない

これは品質順位ではなく、テスト対象を絞るための表です。

2026年の主要画像生成モデルを現行ID、利用経路、課金単位、用途、注意点で比較した一覧
2026年の主要画像生成モデルを現行ID、利用経路、課金単位、用途、注意点で比較した一覧

まず「モデル」と「使う場所」を分ける

比較表には、少なくとも次の4項目を残します。

  • モデルとバージョン:固定IDやスナップショットを含む。
  • 製品:Webアプリやチャット。独自の編集UI、上限、ポリシーを持つ。
  • 直接API:リクエスト、レスポンス、レート制限、課金単位が定義される。
  • 第三者経路:提供地域、正規化、料金、サポートが別契約になる。

Geminiアプリの契約はGemini Developer APIの料金表ではありません。ChatGPTで使えることも、無料APIを意味しません。MidjourneyはWeb/DiscordとGPU時間を中心に評価する製品で、通常のモデルID行と同じようには比較できません。表面を記録しない比較は再現できません。

2026年の現行モデル名を整理する

OpenAIはGPT Image 2

OpenAIの現行ページでは、gpt-image-2が画像生成・編集のフラッグシップです。追従するalias gpt-image-2と、固定スナップショットgpt-image-2-2026-04-21が掲載されています。

承認済みの出力を長期再現したいならスナップショット、更新を継続的に受けて再試験できるならaliasが扱いやすいでしょう。Imagesの生成/編集とResponsesの画像ツールでは、同じモデルでも返却形式やストリーミング、ツール連携を個別に検証します。

GoogleはLite、Flash、Proの3系統

安定版の現行IDは次の通りです。

  • gemini-3.1-flash-lite-image:低コスト、低遅延、高スループット向け。
  • gemini-3.1-flash-image(Nano Banana 2):主力の生成と対話的編集。
  • gemini-3-pro-image(Nano Banana Pro):高価値な成果物と複雑な制御向け。

公式の画像生成ガイドでは、Flash Imageに0.5K、1K、2K、4Kの出力、Search grounding、参照画像ワークフローが示されています。ただし、保持できる対象・人物・参照数は3モデルで同一ではありません。

また、提供終了表では画像preview IDが2026年6月25日に停止済みで、Imagen 4 APIからgemini-3.1-flash-imageへの移行も示されています。古いサンプルの-previewを新規実装に残さないでください。

MidjourneyはV8.2がデフォルト

Midjourneyのバージョン資料によると、V8.2は2026年7月24日にデフォルトになりました。V8.1/V8.2は2K HD生成に対応し、パーソナライズ、Draft、編集を製品内で利用できます。HD画像の編集はSDに戻してからupscaleする場合があります。

GPU時間の説明では、SDの4画像プロンプトは約0.8 GPU分、HDは約1.3 GPU分です。バリエーション、upscale、Fast/Relax、待ち時間まで含めて実質コストを見ます。

FLUX.2はバリアントとライセンスが先

Black Forest LabsはFLUX.2系列を案内しており、[klein][pro][flex][max][dev]があります。速度、参照数、パラメータ制御、grounding、ローカル実行条件が異なります。

「FLUX.2はオープンソース」と一括りにするのは危険です。ダウンロード可能な重みでも、4B klein、9B klein、devの商用条件は同一ではありません。自社運用ではライセンスだけでなく、VRAM、コールドスタート、キュー、監視、更新作業も比較します。

Seedream 5.0とIdeogram 3.0

ByteDanceは2026年7月8日にSeedream 5.0 Proを公開し、画像とテキストの整合、構造、文字描画、情報密度の高いビジュアルを強調しました。Seedream 5.0 Liteは、推論、任意のオンライン検索、編集、参照画像を統合した小型モデルです。Liteの発表では構造安定性、リアリズム、美意識に改善余地があることも明記されています。これらはテスト理由であり、他社より優れる独立証拠ではありません。

Ideogramの公式モデルページは、現在も3.0を最新としています。一次情報が更新されるまで「Ideogram 4」を本番候補に書くべきではありません。

料金は同じ1列に置けない

課金単位はtoken、画像、megapixel、GPU時間に分かれます。

  • OpenAIの標準料金はGPT Image 2について、テキスト入力$5/100万token、画像入力$8/100万token、キャッシュ画像入力$2/100万token、画像出力$30/100万tokenです。
  • Googleの価格表では、Flash Lite 1Kが$0.0336、Flash Imageの0.5K/1K/2K/4Kが$0.045/$0.067/$0.101/$0.151、Proの1K/2Kが$0.134、4Kが$0.24です。入力、thinking、groundingは別途発生し得ます。
  • BFLの直接価格は、FLUX.2 klein 4Bが$0.014/画像から、proが$0.03/MP、flexが$0.06/MP、maxが$0.07/MPからです。
  • Midjourneyはサブスクリプション内のGPU時間です。

比較に使う式は次です。

採用画像コスト = 生成・編集の全リクエスト費用 ÷ 採用基準を通過した画像数

ここへ参照画像、再生成、手作業の修正時間、失敗処理、待ち時間も記録します。

日本語を含む公平なテスト

直近の実案件から12〜20件を選びます。主要な被写体、正確な日本語・数字・固有名詞・小さい文字を含むレイアウト、指定箇所以外を変えない編集、複数参照、必要な縦横比と最終解像度を含めます。

各候補を同じ条件で最低3回実行し、ベスト1枚ではなく中央値を評価します。初回採用率、文字誤り率、編集保持、参照忠実度、採用までの再試行数、P50/P95の遅延、失敗理由、採用画像コストを記録してください。

APIなら固定ID、レート制限、retry、コンテンツポリシー、MIME、レスポンス項目を別に確認します。ローカルならライセンス、起動時間、最大VRAM、throughput、監視と更新工数まで含めます。

用途に合う候補を絞り、同じ実案件を反復して日本語・編集・参照・遅延・採用画像コストで決める5ステップ
用途に合う候補を絞り、同じ実案件を反復して日本語・編集・参照・遅延・採用画像コストで決める5ステップ

結論:デフォルトと予備を決める

汎用のAPI生成・編集はGPT Image 2とGemini 3.1 Flash Imageを並行で試します。Google系の高価値な最終出力にはGemini 3 Pro Image、人が美意識を導く制作にはMidjourney V8.2、ローカル運用には条件に合うFLUX.2を追加します。密度の高いデザインや中国語文字ならSeedream 5.0 Pro、タイポグラフィ中心ならIdeogram 3.0も候補です。

最後は、同じ実案件を通過したデフォルト1つと予備1つを選びます。モデル更新時に同じテストを繰り返せば、「今月の総合1位」を追うより安定した制作判断になります。