# Claude Opus 5.5とFable 5.1を比較：料金と使い分け

> Claude APIのOpus 5.5とFable 5.1を、入力・出力・キャッシュの単価と作業完了までの費用で比較。effortを含めた試し方と、Sonnet・Haikuを選ぶ場面も整理します。

- Source: https://www.aifreeapi.com/ja/posts/claude-sonnet-vs-opus-vs-haiku-vs-fable
- Language: ja
- Published: 2026-08-26
- Updated: 2026-09-23
- Publisher: AI Free API (https://www.aifreeapi.com)

Claude APIでOpus 5.5とFable 5.1を選ぶなら、**まずOpus 5.5を試す**のが実務的です。標準料金では、新規入力、出力、キャッシュ書き込みだけでなく、キャッシュ読み取りもOpusのほうが安くなりました。Fableを使う理由は、料金表上の逆転ではなく、難しい作業で成功率を上げたり、再試行や人の修正を減らしたりできるかどうかにあります。

この比較は、2026年9月23日に確認したAnthropicの**直接APIの標準料金**を前提とします。Claudeのサブスクリプション、Fast mode、Batch、クラウド事業者経由の料金には、そのまま当てはめられません。

## 同じ使用量ならOpus 5.5が安い

[Anthropicの料金表](https://platform.claude.com/docs/en/about-claude/pricing)に掲載された標準の従量料金は次のとおりです。単位はすべて**100万トークン当たりの米ドル**です。

| 課金対象 | Opus 5.5 | Fable 5.1 |
|---|---:|---:|
| 新規入力 | $4 | $10 |
| 出力 | $20 | $50 |
| 5分キャッシュへの書き込み | $5 | $12.50 |
| 1時間キャッシュへの書き込み | $8 | $20 |
| キャッシュ読み取り | $0.20 | $0.25 |

たとえば、新規入力10万、出力2万、キャッシュ読み取り20万トークンで、書き込みやその他の料金が発生しないと仮定します。Opusは `0.1 × 4 + 0.02 × 20 + 0.2 × 0.20 = $0.84`、Fableは `0.1 × 10 + 0.02 × 50 + 0.2 × 0.25 = $2.05` です。これは**同じトークン量を使った場合の請求例**であり、実際の処理で両モデルが同量を使うという予測ではありません。

以前のOpus 5とFable 5.1の比較では、Fableのキャッシュ読み取り単価が低いため、再利用量によって料金が逆転する条件がありました。**Opus 5.5にはその条件を持ち込めません。** 現行の標準料金ではキャッシュ読み取りもOpusが$0.20、Fableが$0.25です。同じトークン内訳なら、キャッシュ比率を増やしてもFableの請求額がOpusを下回ることはありません。

一方、同じ「完了した仕事」でも、出力トークン数や呼び出し回数はモデルによって変わります。Fableが少ない試行で合格し、レビューや修正の時間も減らせる仕事なら、単価の差だけでは最終費用を決められません。

![Opus 5.5とFable 5.1の新規入力、出力、キャッシュ書き込み・読み取りの標準API単価を並べた図](https://www.aifreeapi.com/posts/ja/claude-sonnet-vs-opus-vs-haiku-vs-fable/img/unit-prices.webp)

## 性能表を見る前にeffortの条件をそろえる

[Opus 5.5の仕様](https://platform.claude.com/docs/en/models/opus-5-5/overview)と[Fable 5.1の仕様](https://platform.claude.com/docs/en/models/fable-5-1/overview)では、APIのモデルIDはそれぞれ `claude-opus-5-5` と `claude-fable-5-1` です。両モデルともコンテキストは100万トークン、標準の最大出力は12万8000トークン。一方、APIの既定のeffortはOpusが `medium`、Fableが `high` です。

Anthropicが[Opus 5.5の発表](https://www.anthropic.com/claude-opus-5-5)で示したTerminal-Bench 4.0の66.4対55.8、CursorBench 4.0の57.8対51.8は、特定の評価環境でのOpus対Fableの結果です。Opus側は主に `max`、Terminal-Benchでは `xhigh` のeffortが使われています。既定設定のAPI呼び出しでも同じ差が出るという意味にはなりません。Anthropic自身も、実際の利用での差はベンチマークほど大きくない可能性を示しています。

また、同じ発表の「典型的な実行費用を40%削減」は**Opus 5との比較**です。Fable 5.1より40%安く完了できるという実測値として扱わないでください。どちらの公表値も、手元の作業での合格率を測る代わりにはなりません。

## Opusから始め、Fableを試す条件を決める

[Anthropicのモデル選択ガイド](https://platform.claude.com/docs/en/about-claude/models/choosing-a-model)も、複雑な仕事ではOpus 5.5を起点にし、effortを上げても難しい推論や長時間のエージェント作業で要求を満たせないときにFable 5.1を検討する流れを示しています。

実際には、次の順で進めると判断しやすくなります。

1. **合格条件を先に定める。** たとえばテストの通過、レビューでの重大な指摘数、修正後の受け入れ可否など、仕事に合う条件を選びます。
2. **Opus 5.5を既定の `medium` で試す。** 合格し、費用や所要時間も許容範囲なら、そこで選択を終えられます。
3. **不足する場合はeffortを上げる。** より多い推論コストで、失敗や手戻りが減るかを確かめます。`xhigh` や `max` まで上げても求める結果に届かない難所なら、Fable 5.1を同じ合格条件で試します。
4. **Fableの改善を作業全体の費用で判定する。** API請求額だけでなく、再試行、実行時間、レビュー、修正を含めて比べます。難所だけをFableへ振り分ける運用も可能です。

モデル比較では、入力、ツール、権限、時間制限、停止条件をそろえます。Claude Codeで一方を使い、もう一方を素のAPIスクリプトで動かすなら、モデルの能力に加えて実行環境も違う比較になります。比較した条件を残しておけば、結果の理由を追いやすくなります。

| 記録するもの | 何を見分けるためか |
|---|---|
| 新規入力・キャッシュ書き込み・読み取り・出力トークン | 請求額が増減した理由 |
| 初回合格・再試行後の合格・不合格 | どちらが仕事を完了しやすいか |
| 実行時間と人によるレビュー・修正時間 | 単価に表れない負担 |
| 失敗したツール呼び出しやループ、やり直し | 長時間の処理での安定性 |

比較単位は、`総費用 ÷ 合格したタスク数` です。総費用にはAPIの料金に加え、必要ならツール代、再試行、人の確認や修正にかかった費用を含めます。これは評価方法であり、当サイトがOpus 5.5とFable 5.1を同条件で実測した結果ではありません。

![Opus 5.5を試して合格条件を確認し、必要な難所でFable 5.1を比較する評価手順の図](https://www.aifreeapi.com/posts/ja/claude-sonnet-vs-opus-vs-haiku-vs-fable/img/accepted-task-flow.webp)

## SonnetとHaikuを先に試せる仕事もある

四つのモデルを毎回総当たりで比較する必要はありません。大量の分類や抽出など、結果を自動で検査でき、費用を抑えたい処理ではHaikuから試せます。普段のコード作業、文書処理、分析ならSonnetを起点にし、複雑さや失敗時の負担が増したところでOpusへ進む選び方もあります。難しい推論や長時間のエージェント処理ではOpusを先に評価し、合格条件に届かない部分をFableで確かめます。こうした役割分けは[Anthropicのモデル選択ガイド](https://platform.claude.com/docs/en/about-claude/models/choosing-a-model)にも沿います。

安価なモデルが一度で合格する仕事に、上位モデルを使う理由は乏しくなります。反対に、単価が安くても再試行や人の修正が増えるなら、Opusへ上げたほうが仕事全体の費用を抑えられる場合があります。請求額と合格率の両方を、実際のタスクで確認してください。

## APIへ切り替えるときに確認すること

既存のOpus 5やFable 5.1の呼び出しをOpus 5.5へ置き換える場合は、モデルIDだけでなく、`effort`、`max_tokens`、thinking、tool choice、キャッシュの設定と実際のヒット状況を確認します。[Opus 5.5の変更点](https://platform.claude.com/docs/en/models/opus-5-5/whats-new-opus-5-5)と[移行ガイド](https://platform.claude.com/docs/en/models/opus-5-5/migration-guide)には、常時有効のthinkingや一部の強制的なtool choiceが使えないことなど、実装に影響する条件が記載されています。切り替え後は成功応答だけでなく、失敗時の処理も試してください。

ここに示した料金は標準の直接APIに限ります。[料金表](https://platform.claude.com/docs/en/about-claude/pricing)ではBatchの入出力料金やOpus 5.5のFast modeが別に示されており、地域や利用経路でも請求条件が変わり得ます。導入先の料金を確かめてから試算してください。モデル固有の仕様は[Opus 5.5の詳細](/ja/posts/claude-opus-5-5)と[Fable 5.1の詳細](/ja/posts/claude-fable-5-1)も参照できます。

標準APIの料金で迷っているなら、Opus 5.5を基準に実タスクを評価するのが出発点です。Fable 5.1へ進む判断材料は、キャッシュの割合ではなく、Opusで満たせなかった合格条件と、それをFableがどの費用で満たせたかです。
